金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

その他

「一つの分野では平凡でも、異なる領域を三つ持てば活躍できる」:出会った言葉(2年前~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(96)

(1)2年前の今日作品について「この辺がダメだ」と辛辣に指摘すれば必ず次の作品がよいものになるというのなら、僕だって寸暇を惜しんでダメ出ししますよ。でも、人間はそういう生き物じゃありません。人に質の高い物を生み出してほしいと思ったら、いいと…

NHK「五輪の厨(ちゅう)房密着800日」に感動する。

2017年から取材班が追い続けた、オリンピック選手村の食堂運営を任された会社の記録。 僕は東京オリンピック/パラリンピックの開催には今でも反対だけど、それはこの人たちに対しては言えない。 彼らの必死の努力を前にすると称賛しかない。食材・人材の調…

エンピツの力

昨日、本棚を整理していたら『英文解釈教室』が出てきた。著者は「駿台高等予備校 専任講師 伊藤和夫」序文は「駿台高等予備校 英語科主任 鈴木長十」。昭和52年1月に初版発行。本書は昭和54年1月 第5版だ。おそらく予備校時代(昭和54年4月~55年3月)に買…

「モチベーションが下がった時こそ君の真価が問われる」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(95)

(1)昨年の今日新品は傷がつくまで、ちょっとまだ心許せない感じみたいなこと、ありますよね。ものに対してもそうだし、人に対してもそうだし、そういう価値観の揺れ動きって、おもしろいですよね。(ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p82…

交差点で

昨日の夕方、散歩の途中で信号待ちしてたら、後ろに幼稚園ぐらいの男の子を乗せた自転車が停まった。 「おかあさ~ん、まだ~?」「まだよ」 すぐに 「おかあさ~ん、まだ~?」「まだまだー!」(気合い)「おかあさ~ん」「なあに?」「まだ~?」「もう少…

体操のお兄さんたち

「新井君、石川君、杉井君が加わってから、体操のコツがよく分かるような気がしてきたんだ」「え、何のこと?」「『テレビ体操』に10月から新規加入した男性アシスタント(お手本)のことだよ。腰とか膝とか肘の曲げ方や飛び上がり方がわかりやすくなってよ…

「心に思うことは、すべて顔に出ます」:出会った言葉(2年前~3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(93)

(1)2年前の今日―過去を振り返って、こうしておけば良かったと思うことはありますか。「……ピアノとギターの練習と英語はもっとしとけば良かった。練習しても、練習しても間違えるわけで。間違えないと思ってるのに、間違えるなんて、そもそもふとどきだよ…

「人は迷惑をかけるものだから許しなさい」:出会った言葉(昨年~3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(92)

(1)昨年の今日人は迷惑をかけるものだから許しなさい。会社員 高森美保さん(「迷惑はお互い様」2020年10月18日付朝日新聞「声」欄から)*他人に迷惑をかけてはいけないと思うけれど、そういう価値観を他人に押しつけてはいけないなあ、と。それともっと…

苦しみは山頂の一歩手前:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(92)

(1)昨年の今日(翻訳とは)言語を前提にした文化の境を超えようとする時点で置いていかなければならない荷物と、理解を得るために肩の上に積まなければならない荷物とがあって、そのやり取りの過程で大切な旅人=原文が無事に向こう側へ渡れるかどうかが決…

わくわくするようなことはたいてい寄り道の途中で起こる:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(91)

(1)2年前の今日① 面白いデータがある。RST(注:リーディングスキルテスト)のこれまでの調査結果から、中学生は学年が上がると全体的に正答率が上昇することが知られている。一方、正答率が上昇しても回答数はそれほど増えないのだ。読める生徒は決して…

プロは金をもらっている人間の事じゃない:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(90)

(1)昨年の今日「科学とは国の費用によって、科学者の好奇心を満たすことである」パトリック・ブラケット(英国の経済学者)(「春秋」2020年10月13日付日本経済新聞)*為政者にはこれくらいの余裕を示してもらいたい。どんなに世論の批判を受けても。 www.…

今年何日休んだっけ?

2日ほど前にふと思うところがあって、 あれ?俺何カ月休んでないだろう?と一瞬思ったが、考えるのやめた。 とツイッターとフェイスブック(お友だち限り)に書き込んだところ、お友だちのお一人から、 「じっくり考えるべきじゃない?」 とのコメントをいた…

「高校の国語 文学を軽視?」(新聞記事に覚えた違和感)(2019年10月)

今日(2019年10月14日)の朝日新聞の21面「高校の国語 文学を軽視?」は、朝日新聞の問題の立て方も、回答者のお答えも完全にピントを外していると思った。先日も書いたけど、今回の国語教育の、『走れメロス』を鑑賞する以前に、『走れメロス』をそもそも読…

努力とは息をするように続けられること……息をすること:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(89)

(1)2年前の今日努力とは息をするように続けられること、無理をしないこと、息をすることです。将棋棋士・永瀬拓矢(鷲田清一「折々のことば」2019年10月14日付朝日新聞)*僕はこういう生き方が好きなのでついメモってしまうのですが、この永瀬さん、27歳…

「納品先の先を見よ」:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(88)

(1)昨年の今日自己添削というのは、単に模範解答をみて自分の訳文を訂正するだけにとどまらず、訳文を作る上で行った自分の思考過程を再現し追求し、敗因を鋭く摘出し、どうしたら、あるいはどの思考時点で正解へと近づく可能性があったのかということを…

会うということが贅沢な世の中になってみて気づくこと:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(87)

(1)昨年の今日会うということが贅沢な世の中になってみて、改めて「瞬間」の貴さに気づく(「一期一会 作家 桜木紫乃」2020年10月11日付日本経済新聞)* 引用文が引っかかって「なるほど」と思いつつ、僕はまだ「直接会うことが贅沢な世の中」になって、…

「人に何かを差しあげるときは」:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(86)

(1)昨年の今日よごれて洗って。いい感じになりなさい。これは大人としての若者に対するメッセージというか。よごれたら洗えばいいんじゃないみたいな。(ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p79)*著者は有名な絵本作家だそうです。自分の…

「私の履歴書」雑感

日本経済新聞の最終面に毎日連載されている「私の履歴書」って、そこに書けるだけで既に大変な名誉なのね。世の中で人もうらやむような大成功を収めた人の自叙伝なわけですよ。 だったら己の失敗談や学んだことをどんどん書いた方が読んでいる人の参考になる…

「学ぶ人は、変えてゆく人だ」:出会った言葉(昨年~3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(83)

(1)昨年の今日「学ぶ人は、変えてゆく人だ」 (『英文標準問題精講』(旺文社)の栞) (2)2年前の今日今だけ、ここだけ、自分だけ(ツイッターより)*いつ見たか忘れてしまったのですが、政権批判のツイートの言葉が忘れられない。「ああならないため…

「人は意味もなく他人を不愉快にする権利はない」:出会った言葉(2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(82)

(1)2年前の今日「人は意味もなく他人を不愉快にする権利はない」という一節に出会った。この言葉に深く感動し、今に至るまで人をイヤな気持ちにする言動はしない、といのが私の行動規範になった。(鈴木幸一 私の履歴書「楽しい集団生活 音楽に関心 革命…

「男は過去を語りたがり、女は未来をしゃべりたがる」:出会った言葉(昨年~7年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(81)

(1)2年前の今日「できるはず、なのに、結構難しい」課題が生徒の能力を一番伸ばす、というのが、私がかねてから持っている仮説です。(『AIに負けない子どもに育てる』p216、新井紀子著、東洋経済新報社)*新井先生の仮説は正しいと思う。そしてこれは…

「自分に自信がない人は、……知り合いの有名人の名前を差し挟む:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(80)

(1)昨年の今日歴史を記すことは、歴史から逃れて再構築することではない。問うべきは、歴史を記すまでにどれだけの時間(とき)が過ぎなければならないかではなく、それまでに何が起こったのか、また、記述後に何が起こると予想されるかである。(『暴落―…

「小学校を卒業するまでに板書をリアルタイムで写せるようにする。」:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(79)

(1)昨年の今日特にネット空間では、短時間でわかりやすく情報を発信する人に価値がある、知性があるとされる。でもプレゼンテーションのスキルは「自分を賢そうに見せる技術」であって、何度スピーチをしても話者自身は賢くならない。……本当に知性的な人…

「嫌なお方の 親切よりも 好いたお方の 無理が良い」:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(78)

(1)昨年の今日誰にだってまちがうことがある。危険なのは、まちがいを犯すことではなくて、自分の見方に固執して事実を無視することだ。前へ進むにはつねに事実に立ち戻り、まちがいを認めなければならない。前を向くのはそれからだ。(バナジー&デュフ…

「なんでもあるという本屋には、なーんもない」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(76)

(1)昨年の今日「なんでもあるという本屋には、なーんもない」京都・三月書房の三代目店主、宍戸立夫さん(「交遊抄 騙し絵 」永江朗 2020年9月26日付日本経済新聞)*スペースが限られているからこそ店(のオーナー)の色を出すべきだ、という宍戸さんの…

「民主主義国家である以上、本質的にすべての責任は選んだ国民が背負わねばなりません」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(75)

(1)昨年の今日多様性とは、肌の色、宗教、性の違いに配慮しろ、ということではありません。むしろ同じ肌の色なら同じ考え方をするはずだ、という考え方こそ危険です。本質的に一人1人が異なる価値観を持って生きることが許される企業(社会)にすることが…

「先進国」という名の幻想

僕が編集者なら次の本の企画を考える。 『「先進国」という名の幻想―30年間の"バブル”を高度成長と誤解してしまった国の悲劇』 テーマはもちろん「日本」だ。 決して自虐的にそう言っているのではない。 さまざまな観点(国民一人当たりGDP、国民所得、政府…

「小説は作文とは違う」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(74)

(1)昨年の今日① 私たちは萎縮の海に「率先して溺れている」のではないか。(鷲田清一「折々のことば」2020年9月26日付朝日新聞) plaza.rakuten.co.jp ② (ブラック・ライブズ・マターという運動は)暴動や掠奪を煽っているのではなく、むしろ、積年の人…

「寄り添う」:出会った言葉(2年前~5年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(73)

(1)2年前の今日「寄り添う」という言葉をよく聞く。……そばにいて対話をしながら、その人が本当にしたいことを見いだしていく「過程」に寄り添う。「これが必要でしょ」と傍らから言うのではなく、本人が自分の手で必要なものをつかむのがミソだ。お仕着せ…

「ピンチの時こそ笑える余裕をもて」:出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(72)

(1)2年前の今日 (岩田さんは)任天堂という大きな会社の社長になってからもある面では弟役だったんじゃないかなぁ。……自分を後回しにして、みんなに配慮している感じ。だから、なにかを提案するときも、命令したり、号令をかけたりするんじゃなくて、「…