2024-01-01から1年間の記事一覧
「たった一人の人と話しただけで、何百冊の本を読んだ以上の学びがある」という言い方をするじゃないですか。これは恐らく正しい。 ただ、生成AIの時代には、知識の獲得に限れば、その「たった一人との会話」が「生成AIとの対話」に置き換わる可能性があると…
今朝の翻訳ストレッチから。プロンプト:He had always been excitable, but now he was beside himself; there was no reasoning with him.のbutは理論的には何に対する反語か?Gemini:この文における「but」は、前の文脈「He had always been excitable」…
今月の私の履歴書は、ジェラルド・カーティス氏。題字も日本で書いており、おそらく原稿も日本語で書いているのだと思いますが、ちょっと気になる表現があった。 「60年前、私は初めて日本の地を踏み、東京で丸1年、日本語の習得に汗を流した」 この文脈での…
今朝の翻訳ストレッチから。説明が最も簡潔で分かりやすかった生成Iの答えを掲載します。 プロンプト1:No one should be above asking questions.の文法構造を高校生も今わかるように説明した上で分かりやすい日本語に訳してください Claude 3.5この英語の…
鈴木:他にも特殊なケースはありえますかね? はい、「特殊なケース」は算術以外にもあり得ます。大規模言語モデル(LLM)が苦手とする可能性がある分野やタスクは、厳密な論理や計算以外にもいくつかの特性に基づいて考えられます。以下はその具体例です: …
以前も紹介したことがあると思いますが、現在必要があって次のエッセイを読み込んでいる。 ChatGPT Is a Blurry JPEG of the Web-OpenAI’s chatbot offers paraphrases, whereas Google offers quotes. Which do we prefer? By Ted Chiang(ChatGPTはウェブ…
プロンプト:前回のやり取りで私が得た二つの示唆(仮説) 1.ChatGPTは概ね正しいが、プロンプトを細かく分けて誘導しないと誤答する場合がある。 2.ChatGPTの回答は全てが正解である必要はない。 についてあなたはどう思うか ChatGPT4o: 立哉さんが示…
ChatGPT4oに「昨年の今日」のClaude3のやり取りを示し、「君は今はどうなってるかね?」と尋ねて得た答えは以下の通り。 (ここから) ChatGP:私の現在の日本語対応能力は、昨年のClaudeの回答とは異なり、より高いレベルに進化しています。以下の点でその…
Claude3.5に昨年の今日のやりとり(下の参照先を見よ)を示して今のレベルを尋ねてみた。以下は答え。 「はい、以前の会話と比べて、私の日本語能力は大きく向上しています。現在は、高校レベルを含む幅広い日本語での対応が可能です。以下のような内容を扱…
It has been over two years since I embarked on my journey with online English lessons. To date, I have accumulated 271 hours of study and completed 650 lessons, following a schedule of six days a week. While I’ve deliberately tried to expe…
オンライン英会話を始めて2年が過ぎた。これまでの総学習時間は271時間、レッスン数は650回(6日レッスン、1日休のペース)。これまでなるべく幅広い先生を指名してきたものの、延べ650人(実質的には100人ほど)の先生の中で、「これだ!」と思える先生は…
今朝の翻訳ストレッチから。 (プロンプト1)Even the few events that we think we know for sure we can never be absolutely certain of. を英検二級レベルの高校生もわかるように文章を解析し、その構造がはっきり分かるように分かりやすい日本語に訳し…
プロンプト「次の英文から, TOEIC 860点以上の単語や熟語を抜き出した上でリストを作り適切な日本語訳を充てよ。さらに文章中に出てくる日本独特の用語について日本語の定訳がない場合はカギ括弧にしてカタカナで記せ」 ある一定の文章を訳す必要があって、…
昨日、池上彰さんの番組で、世界の最先端を行くとされるフィンランドの小学校が、デジタル教育を廃止し、旧来の紙と鉛筆の方式に戻ったという最近の教育事情が紹介されていた。 このこと自体は以前から知っていたので特に驚きはなかったし、インタビューを受…
タイトルで紹介した野口先生の本は、ChatGPTには課題がいくつもあるが、仕事や勉強に使わない手はないと述べている。特に、外国語や理科・社会の勉強には大いに役立つという趣旨で様々な視点からChatGPTの勉強への利用法を解説してくれる。ただ、同書の50~5…
今朝の翻訳ストレッチから(Tは私)T: He was interested in human beings, and understood man's weaknesses and viewed them with a warm eye, which made him tolerant, in such a way as would, I am sure, help the one so disposed not only to be hap…
生成AIは、いくつかの選択肢の中から特定の観点に関するベストの案を「選ぶ」ことはできるが、いくつかの選択肢を踏まえて、それらを超える独創的な案を提示することはできない。本日段階での仮説です。(2024年11月8日) Generative AI can "select" the be…
オンライン英会話:無料体験10日間終了。そのまま継続を決定。さすがに10日やるとさまざまな様子がわかってよい。 さらに、10日も無料にしてくれると、せめて1カ月は付き合わないと悪いなという気もしてくる。しかもこの学校は初月1000円と格安だ。今度1割ほ…
(1) 2019年11月6日「是枝には傑出した『人を巻き込む』力がある。皆が才能を発揮できる流れを作り、『一緒に映画を作っていこう』といざなう。すごく難しいことなんだけど、それを是枝は『何もしないこと』でやってのける」 イーサンホークさん 「監督は…
実務経験のある金融翻訳者は動詞と名詞(固有名詞・専門用語)、程度を表す形容詞や副詞に強いので、その知識と理解に引っ張られて、つい思い込み誤訳をしがちになる これを防ぐ有効な方法の1つは、大学受験用英文解釈の自己添削だ。紙と鉛筆は意外に重要で…
今朝の翻訳ストレッチから。私がつい引っかかってしまった英語(恥)。ペンと紙を用意して、まず自分で訳してからお読みください。 Nothing in this world is of any worth which has not labor and toil as its price. (中原道喜著『新英文読解法』(金子…
今朝の翻訳ストレッチの教材からChatGPTとのやりとり。Tは私、CはChatGPT4o。 T. ①I am prepared to accept whatever consequence that may come out of this. ②I am prepared to accept whatever consequence may come out of this. ①と②の違いを文法的に…
(1)haveの用法つい勘違いしてしまう英語です。ペンと紙を用意してくださいね。(原文)The servant announced a visitor, whom I had shown into my study.(ヒント) カンマの後...and I had him (=the visitor) shown into my study,(日本語訳)召使が…
チャットGPTをはじめとする生成AIには「偏見」がない。「こだわり」も「プライド」もない。「見栄」もなければ、最近はやりの「承認欲求」もない。 要するに「欲」がない。 そういうものをすべて備えている我々人間がこれを使うときには、この点を十分に理解…
2022年10月29日にオンライン英会話を始めて今日でまる2年。 今日まで732日が経過し、うち632日でレッスンを受けていた(263 時間 26 分)。 2年間で100日休んでいるということは、平均して1週間で1日休むというペースで「ほぼ毎日」のように続けてきたこ…
以下は、Japan’s Political ShakeupVoters rebuke the ruling LDP party, but at the risk of a defense setback.(日本の政界に激震:有権者が与党・自民党に厳しい審判を下すも、防衛政策の後退リスク。) と題された、2024年10月28日付ウォールストリート…
英文ホームページを作成している日本企業の恐らく90%以上は、 「この英文は翻訳で、原文は日本語です。日本語と英文の間に齟齬があった場合には日本語が優先します」を全ページに掲載する必要がある。 そうでなければ根本から書き直すことを検討すべきだ。 …
様々な「英語読み方」本や、英語以外でも過去の復刻本が大盛況です。最近は高校の教科書まで。「大人の勉強」は今流行りなのね。しかし、英語に関して言えば、どうして、現在出ている定評のある読解力養成本を「こう使おう」という発想の本が出ないのかな?…
昨日付ウォールストリートジャーナル紙の社説。タイトルと最初の2段落だけを紹介する。The ‘Fascist’ Meme ReturnsWhy the public isn’t buying this Democratic claim about Trump.(「ファシスト」というレッテルの復活なぜ公衆はトランプに対する民主党…
佐々木高政著『英文解釈考』(金子書房)、今朝ようやく終わりました。原則として全部手書きでまず訳文を書き、正解を見ながら添削して読み直すというスタンダードのやり方を通しました。2~3日に1回、10~15分だったので、始めてから4年半かかりました(初…