金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

3つのスケジュール

昨日は3つのことが決まった。 一つ目は焼肉の会。 昨日の私の書き込みを見た尊敬するN先輩からの一言がきっかけで、厚かましさでは人後に落ちない後輩のY君が「Nさん、Kさん(←私のこと)と焼肉食いましょう。焼肉委員会」Nさん「そうしようそうしよう…

恐るべしヨドバシ・ドットコム

今春、中学の同級生に訳書の宣伝をしたときに、元クラスメートの1人S君から「さっそくヨドバシ・ドットコムで購入しました」とのメールが来てその存在を初めて知りました。その時は「へえ、家電量販店もこんなのやってんだ」と思った程度。ちょっと馬鹿にし…

枯れてきた(?)身体

毎度ばかばかしいお話なので、お時間のない方は無視してね・・・ 「ねえねえ、昨日おばあちゃん(私の母)家からもらってきた野菜の掻き揚げ、暖めようか?」(解説:昨日は亡き父の月命日だった) 「やめときなさい。昨日外食で今日も朝から油っぽいものな…

当面新規営業は控えよう

昨日も1日中仕事。長いもの、短いもの含めて6件同時進行のうち1件が昨日終わり、1件の納期日を1日延ばしてもらい精神的には若干落ち着いたかな?ただ某ソースクライアントから「終末にお願いしたいレポートがある」と言われていてその量と納期次第ではまた苦…

翻訳会社に日英翻訳を発注した話

某ソースクライアントから先週発注いただいたのだが、お願いしようと思っていたネイティブ担当者が二人とも都合がつかず、やむなく普段つきあいのある翻訳会社に発注した(お客様にはその旨連絡しご了解を得ている)。次は私の発注したメールから。(以下引用…

ちょっぴり複雑な気分

昨日も1日仕事。夕方に散歩。マンションの出口で「ランタスティック」をスタートさせようと携帯を覗いていたら「お父さん、歩くときぐらいそういうの止めてって言ったじゃない」「は~い」とポケットにしまおうとすると、「家に置いてくる!!!」「は、はい…

「〇〇区在住。一男一女」 (日英翻訳の現場から)

7~8年ほど前から、和英(日本語→英語)はネイティブ翻訳者に訳してもらい、私は品質管理のみを担当することにしている。 最近出会った「実務翻訳(和英)は英作文にあらず」の例を2つご紹介。 (1)事例1「〇〇区在住。一男一女」 表題は、ある会社の役…

『ティール組織』リーディング依頼⑥

(前書き的な後記:以下の文章の「P社」とは最初に『ティール組織』のリーディングを依頼してきたJ社、「L社」とは英治出版さんのことです:2021年8月21日記) 午後にP出版社のKさんから電話。「鈴木さん、あの本にビッドが入ったとエージェンシーから…

懐かしい電話(2015年8月21日)

昨晩午後9時半頃に電話。この時間帯と早朝の電話は結構「ドキッ」と来るんで(わかる人はわかるでしょ)、恐る恐る出てみると・・・ 実に丁寧な若い声で「鈴木さんのお宅でしょうか」「はい(?)(ちょっと警戒気味)」「私、鈴木さんの高校時代の友人で、C…

SNSの「幸せ自慢」にも限度あり(2015年8月18日)

今朝ツイッターを立ち上げたら「誕生日を追加しましょう:たくさんの人にお祝いしてもらえるかもしれません」とあった。 NHKのニュースでは、自分の娘に公道で自動車の運転をさせてそれをYoububeに投稿した親馬鹿(←これは本当の馬鹿)の話(中国です)が紹…

妻の実家では今でもお客様

昨日は妻と次男が妻の実家へ。私は家で仕事。妻の妹家族(ダンナは来ない)と合流して1日過ごしに行った。 結婚してボチボチ30年になるのに私は今でも妻の実家では「お客様」で、行くと義理の父や母に何かと気を遣わせてしまう。正月の挨拶には行くにせよ、…

まずは謝らないとね

世間が「おわび」を入れる、入れないで騒いでいますね。 誰でも自分が一番可愛いし、自分の周囲で起きていることを自分に都合良く解釈しがち。しかも「おわび」って程度の差はあれ自分の非を認め、自分をおとしめることだからなおさら(心情的に)難しいんだ…

一粒で何度もおいしい

夕食のおかずがお刺身なので久しぶりに500mビール(妻はノンアルコール・ビール)で乾杯。ビールの時はご飯を食べないのでなかなか健康的。「こういうのいいな」「ゆっくりできていいわねえ」「やっぱ、ビールで乾杯だろ、ポイントは」「そうかもねえ」「こ…

「一粒で何度もおいしい」(金子靖翻訳教室の魅力)

昨日は翻訳教室第6回の復習がようやく終わる。この回は自分の訳と試訳に加え、勉強会でいただいたIさんとOさんの訳とも比較した。Iさんは先生が「空前絶後」と評されていた、おそらく金子教室の中でベストの生徒のお一人。Oさんは経営者だが10期の時に先…

「ちょっとずつ前進」

昨日も朝からエアコンで某社の月次レポート(1ヶ月丸々かけて20本ほどのファンドレポートを訳す)と書く方の本の作業。夕方に走りました。 3つのことが少しずつ進んだ。 一つは某社からの書籍(一部)下訳案件。2万ワードほどを実務翻訳の単価で受注したこと…

妻から説教されたこと

「お父さん、誤解のないように言っておきますけど・・・」 12日~17日まで休みを取ることにしてそう伝えた時にこう切り出された。 1月3日以降土祭日も含め3日程度しか休んでいないので、そろそろ休もうかと思ったのだ。 「あなた、12日~17日を休みにしても…

ジェイ・ルービン×柴田元幸「翻訳について語るとき僕らの語ること ~」を見に行く(ちょっと追加)

ちょっと昨日の感想に追加して印象に残った発言をいくつか。 柴田さん「ジェイの翻訳は、視覚的だけでなく聴覚的にも原文を再現していると思う」 ルービンさん「音楽性はともかくリズム(呼吸)は意識している・・・翻訳、というか書く作業は毎日やっていな…

ジェイ・ルービン×柴田元幸「翻訳について語るとき僕らの語ること ~日本文学のビートとリズム『羅生門』から『1Q84』まで〜」を見に行く(2015年8月)

セミナー1時間30分のうちの大半が村上春樹の短編小説と、今回のプロモーションの対象である『日々の光』の日英(日本語を柴田さん、英語をルービンさん)朗読に費やされた。お二人とも音読は素晴らしく、私のようなミーハーが直接ご本人たちを見たり(有名歌…

「仕事が来てなんぼ」―フリーランスにとっての「お休み」

某金融機関に電話する。「スミマセン。今年は11日~17日まで夏休みを取ることにしまして」「それはよいことです。どうぞごゆっくりお休みくださいね。・・・ところで私も連絡しようと思っていたのですが、7日から21日まで休ませていただきます」。この会社に…

「翻訳について語るとき僕らの語ること ~日本文学のビートとリズム『羅生門』から『1Q84』まで〜」

ジェイ・ルービン×柴田元幸「翻訳について語るとき僕らの語ること ~日本文学のビートとリズム『羅生門』から『1Q84』まで〜」 昨日は、セミナー1時間30分のうちの大半が村上春樹の短編小説と、今回のプロモーションの対象である『日々の光』の日英(日本語…

生協の運び人Bさん(2015年8月)

今日は生協の配達日。妻が出かけているので私が応対する。ウチは4階でエレベーターがない。つまり生協のお兄さん(Bさん)は毎週注文した品の詰まった発砲スチロールの箱を5~6箱4階まで持ってきてくれるんです。普段は玄関先に置いてピンポーン。「ご苦労…

生協の配達員Bさん

今日は生協の配達日。妻が出かけているので私が応対する。ウチは4階でエレベーターがない。つまり生協のお兄さん(Bさん)は毎週注文した品の詰まった発砲スチロールの箱を5~6箱4階まで持ってきてくれるんです。普段は玄関先に置いてピンポーン 「ご苦労様…

面白い本

『「自分メディア」はこう作る!大人気ブログの超戦略的運営記』ちきりん(文藝春秋) を読み終わる。 この手の本は2冊目だが、ブログのフォロワーを増やすための心構え(あるべき姿勢とべからず集)とは書いてあるが、ブログで儲ける手っ取り早いノウハウは…