金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「PASTの法則」

客観的には嘘が明白なのに絶対認めない。もしかしたら、自分は嘘を言っているつもりは全然ないのかもしれない。本人が何を言っても周囲が忖度して「本当に」なってしまうことが重なるとそうなってしまうかもしれない。

写真を見せられても、音声を聞かされても「フェイクニュースだ!」と何度も何度も繰り返してそういう雰囲気をつくり出していく。

「動かぬ証拠」を「怪文書」と言ったり、タイミング良く処分したり、黒塗りで出したり、連符議会や国会で自ら自覚なく嘘をつき続け、完了にもその嘘を強要する。

事実に基づいて糾弾する側がそのうち「いつまでも何を言ってんだ!」とかえって体制側の非難を浴びる。いつの間にかそういう世論が形成されていく。

こういう姿勢と世論の形成のされ方を、露日米四悪人の頭文字を取って「PASTの法則」という。

健全な市民の常識がこの法則を打ち破り、彼らが本当にPASTな人になりますように。