金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

新聞は(せめて1紙は)紙で取れ

今朝7時頃、散歩がてら西葛西駅まで(片道1.5キロぐらいかな)新聞を買いに行ったんです。あるイベントについて今日の新聞各紙がどう報じているのかを調べたくて。

朝日と日経は定期購読しているので、毎日、読売、産経、東京、それにJapan Timesと・・・あれ、もう一部薄いのがある。ははあ、Japan Times の別刷り、きっとThe New York Timesかなと思って、お金を払うときに、「・・・でこの英字新聞は2つで一つですよね、Japan Timesの別づりでしょ?」と言ったら、「え、違う新聞です」と言われてよく見ると、The Japan Newsと大きいタイトル。「紛らわしいなあ・・・」と思ってよく見ると、その下にイタリックで小さく、by The Yomiuri Shinbun と。

あれ、昔はDaily Yomiuriって言ってた奴だよなあと、何か感動してしまった。

なお、余談ですが、新聞をWebに切り替えている方は多いかと思いますが、1紙は紙で取っておいた方がいいと思う。

今回調べ物があったので余計そう思うのかも知れないが、Web版の新聞ってトップページがどんどん更新されていくので、「その日に最も重要な(とその新聞社が思っている)記事や、記事の(その新聞社にとっての)重さ」が分からないんです。

ウェブニュースは、それでなくても自分の見たいニュースだけを見がちになるので、やはり(自分とは意見や立場の違いはあるかもしれないけれども)プロが整理した記事の集まり、つまり紙の新聞を日々購読することは、判断のバランスを保つ上でも必要ではないかと思う。

今回は調べるテーマが決まっていることもあり、余計にそう思いました。