金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

その他

わくわくするようなことはたいてい寄り道の途中で起こる:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(91)

(1)2年前の今日① 面白いデータがある。RST(注:リーディングスキルテスト)のこれまでの調査結果から、中学生は学年が上がると全体的に正答率が上昇することが知られている。一方、正答率が上昇しても回答数はそれほど増えないのだ。読める生徒は決して…

プロは金をもらっている人間の事じゃない:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(90)

(1)昨年の今日「科学とは国の費用によって、科学者の好奇心を満たすことである」パトリック・ブラケット(英国の経済学者)(「春秋」2020年10月13日付日本経済新聞)*為政者にはこれくらいの余裕を示してもらいたい。どんなに世論の批判を受けても。 www.…

今年何日休んだっけ?

2日ほど前にふと思うところがあって、 あれ?俺何カ月休んでないだろう?と一瞬思ったが、考えるのやめた。 とツイッターとフェイスブック(お友だち限り)に書き込んだところ、お友だちのお一人から、 「じっくり考えるべきじゃない?」 とのコメントをいた…

「高校の国語 文学を軽視?」(新聞記事に覚えた違和感)(2019年10月)

今日(2019年10月14日)の朝日新聞の21面「高校の国語 文学を軽視?」は、朝日新聞の問題の立て方も、回答者のお答えも完全にピントを外していると思った。先日も書いたけど、今回の国語教育の、『走れメロス』を鑑賞する以前に、『走れメロス』をそもそも読…

努力とは息をするように続けられること……息をすること:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(89)

(1)2年前の今日努力とは息をするように続けられること、無理をしないこと、息をすることです。将棋棋士・永瀬拓矢(鷲田清一「折々のことば」2019年10月14日付朝日新聞)*僕はこういう生き方が好きなのでついメモってしまうのですが、この永瀬さん、27歳…

「納品先の先を見よ」:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(88)

(1)昨年の今日自己添削というのは、単に模範解答をみて自分の訳文を訂正するだけにとどまらず、訳文を作る上で行った自分の思考過程を再現し追求し、敗因を鋭く摘出し、どうしたら、あるいはどの思考時点で正解へと近づく可能性があったのかということを…

会うということが贅沢な世の中になってみて気づくこと:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(87)

(1)昨年の今日会うということが贅沢な世の中になってみて、改めて「瞬間」の貴さに気づく(「一期一会 作家 桜木紫乃」2020年10月11日付日本経済新聞)* 引用文が引っかかって「なるほど」と思いつつ、僕はまだ「直接会うことが贅沢な世の中」になって、…

「人に何かを差しあげるときは」:出会った言葉(2年間~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(86)

(1)昨年の今日よごれて洗って。いい感じになりなさい。これは大人としての若者に対するメッセージというか。よごれたら洗えばいいんじゃないみたいな。(ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p79)*著者は有名な絵本作家だそうです。自分の…

「私の履歴書」雑感

日本経済新聞の最終面に毎日連載されている「私の履歴書」って、そこに書けるだけで既に大変な名誉なのね。世の中で人もうらやむような大成功を収めた人の自叙伝なわけですよ。 だったら己の失敗談や学んだことをどんどん書いた方が読んでいる人の参考になる…

「学ぶ人は、変えてゆく人だ」:出会った言葉(昨年~3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(83)

(1)昨年の今日「学ぶ人は、変えてゆく人だ」 (『英文標準問題精講』(旺文社)の栞) (2)2年前の今日今だけ、ここだけ、自分だけ(ツイッターより)*いつ見たか忘れてしまったのですが、政権批判のツイートの言葉が忘れられない。「ああならないため…

「人は意味もなく他人を不愉快にする権利はない」:出会った言葉(2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(82)

(1)2年前の今日「人は意味もなく他人を不愉快にする権利はない」という一節に出会った。この言葉に深く感動し、今に至るまで人をイヤな気持ちにする言動はしない、といのが私の行動規範になった。(鈴木幸一 私の履歴書「楽しい集団生活 音楽に関心 革命…

「男は過去を語りたがり、女は未来をしゃべりたがる」:出会った言葉(昨年~7年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(81)

(1)2年前の今日「できるはず、なのに、結構難しい」課題が生徒の能力を一番伸ばす、というのが、私がかねてから持っている仮説です。(『AIに負けない子どもに育てる』p216、新井紀子著、東洋経済新報社)*新井先生の仮説は正しいと思う。そしてこれは…

「自分に自信がない人は、……知り合いの有名人の名前を差し挟む:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(80)

(1)昨年の今日歴史を記すことは、歴史から逃れて再構築することではない。問うべきは、歴史を記すまでにどれだけの時間(とき)が過ぎなければならないかではなく、それまでに何が起こったのか、また、記述後に何が起こると予想されるかである。(『暴落―…

「小学校を卒業するまでに板書をリアルタイムで写せるようにする。」:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(79)

(1)昨年の今日特にネット空間では、短時間でわかりやすく情報を発信する人に価値がある、知性があるとされる。でもプレゼンテーションのスキルは「自分を賢そうに見せる技術」であって、何度スピーチをしても話者自身は賢くならない。……本当に知性的な人…

「嫌なお方の 親切よりも 好いたお方の 無理が良い」:出会った言葉(昨年~6年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(78)

(1)昨年の今日誰にだってまちがうことがある。危険なのは、まちがいを犯すことではなくて、自分の見方に固執して事実を無視することだ。前へ進むにはつねに事実に立ち戻り、まちがいを認めなければならない。前を向くのはそれからだ。(バナジー&デュフ…

「人生は何回成功するかじゃない」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(77)

(1)昨年の今日佐藤優「翻訳の中には、必ず解釈が入ってきます。この解釈が重要なのです。ただし、解釈は人によって違う。ですから本当のことを言うと、基本的な書物、重要な書物に関しては、複数の翻訳が存在することが望ましいのです」(松岡正剛、佐藤…

「なんでもあるという本屋には、なーんもない」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(76)

(1)昨年の今日「なんでもあるという本屋には、なーんもない」京都・三月書房の三代目店主、宍戸立夫さん(「交遊抄 騙し絵 」永江朗 2020年9月26日付日本経済新聞)*スペースが限られているからこそ店(のオーナー)の色を出すべきだ、という宍戸さんの…

「民主主義国家である以上、本質的にすべての責任は選んだ国民が背負わねばなりません」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(75)

(1)昨年の今日多様性とは、肌の色、宗教、性の違いに配慮しろ、ということではありません。むしろ同じ肌の色なら同じ考え方をするはずだ、という考え方こそ危険です。本質的に一人1人が異なる価値観を持って生きることが許される企業(社会)にすることが…

「先進国」という名の幻想

僕が編集者なら次の本の企画を考える。 『「先進国」という名の幻想―30年間の"バブル”を高度成長と誤解してしまった国の悲劇』 テーマはもちろん「日本」だ。 決して自虐的にそう言っているのではない。 さまざまな観点(国民一人当たりGDP、国民所得、政府…

「小説は作文とは違う」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(74)

(1)昨年の今日① 私たちは萎縮の海に「率先して溺れている」のではないか。(鷲田清一「折々のことば」2020年9月26日付朝日新聞) plaza.rakuten.co.jp ② (ブラック・ライブズ・マターという運動は)暴動や掠奪を煽っているのではなく、むしろ、積年の人…

「寄り添う」:出会った言葉(2年前~5年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(73)

(1)2年前の今日「寄り添う」という言葉をよく聞く。……そばにいて対話をしながら、その人が本当にしたいことを見いだしていく「過程」に寄り添う。「これが必要でしょ」と傍らから言うのではなく、本人が自分の手で必要なものをつかむのがミソだ。お仕着せ…

「ピンチの時こそ笑える余裕をもて」:出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(72)

(1)2年前の今日 (岩田さんは)任天堂という大きな会社の社長になってからもある面では弟役だったんじゃないかなぁ。……自分を後回しにして、みんなに配慮している感じ。だから、なにかを提案するときも、命令したり、号令をかけたりするんじゃなくて、「…

データサイエンティストは売り手市場なのか(2019年9月)

最近「ハッカソン」というプログラマーのコンテストによく参加している息子(大4、数学科)が、昨日帰宅して言っていた話が面白かった。 ・参加者20名。対象は学生。参加費は無料。1日または2日。・自分と同じテーブルに座った他の4名は、全員関西だった。関…

「いるべきときに、いるべきところにいて、なすべきことをなす」:出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(71)

(1)昨年の今日知識は世界をある程度予測可能な物にすることで人々の不安を振り払ってくれる。……知恵とは……世界に飛び込み、それと語らう中で「道」を探すこと。(鷲田清一「折々のことば」2020年9月22日付朝日新聞)*読書や学びの場で身につけたこと(知…

「他人が一生懸命になっていることを斜めに見てはいけない」:出会った言葉(2年前と3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(70)

(1)2年前の今日笑い飛ばすには「どん底の経験を思いだせばいい」(松倉久幸さん:浅草演芸ホール・東洋館会長)。そして過去の情けない自分を、からかい、突き放すのだと。(「折々のことば」昨日付朝日新聞)*半月ほど前に、なんで「こんなミスをしたん…

「スポットライトは、舞台の厳しさをわきまえた者だけに当たる」:出会った言葉(2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(69)

(1)2年前の今日「当社は、全員が敬語で会話しています。ええ、社長も新入社員の皆さんに敬語で話します」 若本功祐さん(株式会社フリープラス)(9月14日、Teal Journey Campus(の、多分打ち上げの席)で)*社員同士を「さん」付けで呼ぶ会社があるこ…

「大切なことは、強い断定口調では伝わりにくい」出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(68)

(1)昨年の今日 私たちが、理論上、競争では誰もが平等にすべきだとどれほど固く信じていたとしても、私たちは自分の子どもたちが隣人の子どもたちと平等にスタートすべきだとは決して願っていない。―つまり、私たちの大きな富や有力なコネクションがあれ…

ある英語メディアの定期購読解約にあれこれ手間暇がかかったお話

昨日、8年間購読していたFinancial Times(FT)を止めてWall Street Journal(WSJ)に乗り換えることにした。内容に不満があったわけではない。仕事用の資料としても十分に機能している。だた今ひとつ十分に読み切れていないなあ、年間3万円を超える費用対効果は…

人は「違和感」には気づきやすいが:出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(67)

(1)昨年の今日現在(で)は矛盾した要求と考えられるものを克服することが、技術の本当の目標でなければなるまい。1975年3月18日(『最後の深代淳郎の天声人語』「技術の目標とは」p77)*引用文は今から45年前。新幹線のもたらす騒音問題を敷衍した深代…

今この瞬間は『今』しかない:出会った言葉(1年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(66)

(1)昨年の今日(是枝)僕が入った頃はみんなが佐藤さん(佐藤利明カメラマン)のことを「師匠」と呼んでいました。現場でディレクターが「佐藤さん、きれいだからこの景色撮ってください」と言うと、「きれいだったら見とけばいいじゃないか」と撮ってく…