書籍へのコメントに対する著者の反応に2種類ある。①「こいつは何もわかってない!」と切り捨てる人と、②「ありがとうございます」と謙虚に構える人だ。誰でも褒められたい。(著者・訳者である)僕だって持ち上げられたい。
そして、自分の成果物を批判されることは、それがどんなに建設的なものであっても、自分に好意的な意見であることがわかっていても「面白くない」ものだ。でもさ、批判の指摘を受けてどうしても心の中から生まれてくる嫌な気持をぐっと抑えて、建設的批判の中にこそ学べるヒントがあると考えて「ありがとう」と答える姿勢は保ちたいもの。