金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

チャットGPTには「欲」がない。/ ChatGPT Lacks "Desire"

チャットGPTをはじめとする生成AIには「偏見」がない。「こだわり」も「プライド」もない。「見栄」もなければ、最近はやりの「承認欲求」もない。 要するに「欲」がない。 そういうものをすべて備えている我々人間がこれを使うときには、この点を十分に理解…

オンライン英会話を初めてまる2年(Since 2022年10月29日)がたちました。/Two-Year Anniversary of Online English Lessons (Since October 29, 2022)

2022年10月29日にオンライン英会話を始めて今日でまる2年。 今日まで732日が経過し、うち632日でレッスンを受けていた(263 時間 26 分)。 2年間で100日休んでいるということは、平均して1週間で1日休むというペースで「ほぼ毎日」のように続けてきたこ…

日本の総選挙の結果についてのウォールストリートジャーナル紙の論評(2024年10月28日付)

以下は、Japan’s Political ShakeupVoters rebuke the ruling LDP party, but at the risk of a defense setback.(日本の政界に激震:有権者が与党・自民党に厳しい審判を下すも、防衛政策の後退リスク。) と題された、2024年10月28日付ウォールストリート…

英文ホームページを作成心得/Key Principles for Creating an English Website(for Japanese companies)

英文ホームページを作成している日本企業の恐らく90%以上は、 「この英文は翻訳で、原文は日本語です。日本語と英文の間に齟齬があった場合には日本語が優先します」を全ページに掲載する必要がある。 そうでなければ根本から書き直すことを検討すべきだ。 …

参考書を手掛ける出版社は知恵を出してほしい。

様々な「英語読み方」本や、英語以外でも過去の復刻本が大盛況です。最近は高校の教科書まで。「大人の勉強」は今流行りなのね。しかし、英語に関して言えば、どうして、現在出ている定評のある読解力養成本を「こう使おう」という発想の本が出ないのかな?…

「『トランプ氏はファシスト』は民主党によるレッテル貼り」というウォールストリートジャーナル紙の社説

昨日付ウォールストリートジャーナル紙の社説。タイトルと最初の2段落だけを紹介する。The ‘Fascist’ Meme ReturnsWhy the public isn’t buying this Democratic claim about Trump.(「ファシスト」というレッテルの復活なぜ公衆はトランプに対する民主党…

4年半かかって『新訂・英文解釈考』を読了

佐々木高政著『英文解釈考』(金子書房)、今朝ようやく終わりました。原則として全部手書きでまず訳文を書き、正解を見ながら添削して読み直すというスタンダードのやり方を通しました。2~3日に1回、10~15分だったので、始めてから4年半かかりました(初…

血圧が下がった本当の(?)理由

「最新さ、血圧調子いいんだよね」「ふ~ん、そうなの?」「朝の最高血圧が120ぐらい。高くても130。ちょっと前まで高い時150から180ぐらいまで行ってたもんな」」「すごいじゃない!」「これって多分、風呂上がり後10分間の足たたきが原因ではないかなあ。…

「会うということが贅沢な世の中になってみて、改めて「瞬間」の貴さに気づく」桜木紫乃さん 10月12日に出会った言葉

(1) 2022年10月12日良質な批判というのは、そこがダメだ、つまらないと相手を揶揄することではなく・・・(中略)・・・その発言の大事なところを見抜き、発見することだ。(「折々のことば」本日付朝日新聞)*出典は『内田義彦の世界 生命・芸術そして…

政治家に期待できる最高の美徳はおそらく「偽善」だろう:10月10日に出会った言葉

(1)2019年10月10日 ……目に見えない犠牲者については、心理学者が頻繁に取り上げて分析してきた。それによると、人間は顔の見える犠牲者の方に感情移入することが分かっている。これに対して、顔の見えない犠牲者、言い換えれば「統計上の犠牲者」にはあま…

受験生とその母親のヘンな会話(2015年10月10日)

「ねえお母さん、僕がこんなことしている間に他の受験生はどんどん勉強をすすめているんだろうねえ」 仕事場から振り向くと朝食を追えた息子(浪人中)がソファに寝っ転がってマンガを読んでいる。「・・・ねえお母さん、僕がこんなところでこんなことしてい…

『史上最強の投資家 ウォーレン・バフェット: 資産1260億ドルへの軌跡』が土井英司さんのビジネスブックマラソンに紹介されました!

昨日発行の土井英司さんの「ビジネスブックマラソン」に『史上最強の投資家 ウォーレン・バフェット: 資産1260億ドルへの軌跡』が紹介されました。土井さんへの感謝とともに、以下、転載させてただきます。 ビジネスブックマラソン Vol.6574『ウォーレン・バ…