金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せのツボ(2012年11月)

彼女が言っていたのは「幸せのツボ」だったか、「幸せのポイント」だったか、「ハピネスポイント」だったか。酔っていたし、もう2日も立っているのでよく覚えていないんですが・・・ 翻訳祭後のパーティ(懇親会)はほとんど翻訳の話をすることはなく、やれ…

日本語ネイティブ・スピーカーの判定方法(2012年11月)

JATでVagueness of the term "native speaker"というタイトルの書き込みが始まって思うところがあり私も投稿しました。 元々投稿した文案は推敲もせず一気に書いたので誤植があり、それを若干訂正したものを以下に再掲します。 私がもし翻訳会社の社員あるい…

翻訳する時の姿勢の変化(10年でようやく気づいたこと)

10年やってきて自分の進歩の遅さにもどかしい思いをすることが多いのだけれど、時たま感じるのは、最近は 「この筆者はこの表現を通して何を言いたいのだろう?それをどう日本語で表現すれば筆者の意図を日本語の読者に伝えられるだろう?」 という意識で翻…

「翻訳志望者の審査」という仕事を終えて(2012年11月)

(私のようなフリーの)翻訳者が翻訳者候補を審査するとどう客観的に評価しようとしてもバイアスがかかるであろう(だれも自分の競争相手を増やしたくないですがな)ことはわかっているので、今回の仕事では、「思ったよりも1段階上」の評価にしようと決めて…

スポーツ強豪校に子どもが入るということ(番外篇)(2012年11月)

我が家の次男は「学習塾」に行ったことがない。 高校も卓球の強さを基準に選んだので元々学力的には余裕があり「学習塾」に行く必要がなかった。いやそもそも中3の夏の大会終了後も近所の卓球道場に通うので忙しく「学習塾」どころではなかったという事情も…