金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

プロフェッショナル仕事の流儀「縁の下の幸福論 〜校正者・大西寿男〜」を見て

僕は翻訳者なので、このお仕事の価値や大切さを自分なりにわかっているつもりですが、しかしだからこそ、「1文字あたり報酬が(よくて)0・5円」「1日調べた結果の報酬が4000円(ということもある)」というナレーションは、校正という仕事に興味関心を持った人々に向けて何を訴えているのだろう?と深刻に考えました。

「校正者」を一つの専門領域として憧れの職業にする方法は二つある。①出版社(あるいは出版社連合)が社員として雇い、大ヒット作も含めた収益で校正コスト(これはどうしても必要)を吸収する。②校正の仕事を「言葉のチェック」と「ファクトチェック」に分けて、後者には別途調査料を払う。部外者(翻訳者)の意見です。

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僕自身が校正してもらった体験記です。

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