(1)2年前の今日
「この試合、ずっと見ていたい」 長谷川穂積さん(世界3階級制覇の元世界チャンピオン)
(フジテレビ 「ボクシング・WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」放送(2019年11月8日から))
*夕食後、井上対ドネアの録画を昨日、和室のふすまをしっかり閉め、音を落として見る(我が家ではみんなが起きている時間に格闘技を見るのは御法度。昨日は特別に許してもらった。ちなみに相方は居間でフィギュアを見てました)。結果の分かっている判定の試合を最初から最後まで見たのは初めてだと思う。冒頭の言葉は試合中に解説の長谷川穂積さんが2回ぐらい言っていたのじゃないかな。普通は「KO狙って欲しい」とか言うんだけど。
「いや、スゴイ。とんでもなく高い技術の応酬」とも(これを言ったのはもう一人の解説者山中慎介さん(元WBC世界バンタム級王者)だったかも)おっしゃっていて、有名な世界タイトル戦ぐらいしか見ないボクシングど素人の僕は、試合のパンチのやり取り(「高い技術」と言われてもよく分かりません)よりも「超一流のプロが感動している」方に感銘を受けたのが正直なところかも。
(2)3年前の今日
漢字学者の白川静先生の姿も忘れられない。騒然としたキャンパスを飄々(ひょうひょう)と歩いて研究室に行かれる。過激派の怒号もそのときは止まったといわれる。人間の格が違うんだと思った。。
(多川俊映 私の履歴書(9) 2018年11月9日付日本経済新聞より)
(3)4年前の今日
僕はね、何でもまず百回を目標にしています。ときをためる暮らしの目標ですね。
津端修一
(2017年11月9日付朝日新聞「折々のことば」より)