金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

翻訳ツール試行錯誤(2013年10月)

私は根がアナログだからか他の人よりも余計そう感じるのかもしれませんが、自分の仕事の効率とか質が飛躍的に良くなると感じる技術というかツールに出会う比率は何年かに1度だけであって、私のハイテク(ツール)技術はその時だけ増強される。 (1)Torados…

トライアル合格(2013年10月)

某翻訳会社から翻訳者として登録するので会社に来て欲しいとの連絡あり。これは素直に嬉しい。 ソースクライアントから徐々に翻訳会社へ比重を移すというプロジェクトが一歩前進した、というのが第1点めの「嬉しい」理由。 第2に、翻訳会社のトライアルを受…

(続)気になるケアレスミス:和英翻訳におけるPMの役割について(2013年10月23日)

一昨日にお客様から来た修正記録つき修正案(けっこうビッシリ入っていた)をネイティブ担当者に送り、昨日朝ネイティブ担当者から返ってきた回答の検討をする。 ネイティブ担当者に対しては「思ったことをそのまま書いてくれ。遠慮はいらない。僕の方で表現…

気になるケアレスミス(2013年10月22日)

昨日はどうにも気になるミスをした。和英の案件でネイティブ翻訳者から送ってきたものを私がチェックし、質問をいくつかして昨日朝納品したところまではよかった。夕方になってお客様から返ってきたコメント(修正記録付き)を見ると、普段の私なら見逃すは…

「文は人なり」に偏りあり?(2013年10月)

私のこれまでの経験では、 (A) 素晴らしい文章(だと私が思う。以下同じ)を書く人で嫌だな~と思う人に会ったことはない。押し並べて素晴らしい人ばかり。 ただその一方で (B) なんでこんなに嫌らしい(利己的な、ひねくれている、お高くとまっているという…

全部ソースクライアント(2013年10月16日)

怒濤の3連休が終わって某社(翻訳会社)の案件が昼に終わり、実務はあと2件(ソースクライアント)をやりながらいよいよ本だ・・・と思っていたら某金融機関より電話。プレゼン資料を2件受注する。というわけで現在6件の仕事全部がソースクライアント(2件の…

電子書籍の売り上げ(2013年10月)

ここ10日ほどの怒濤の日々も本日午前中でちょっと一息つきます。逆に言うと実務翻訳が死ぬほど忙しかったわけで、実入りという意味では実に結構な10日間だったわけですが、本が全くできていない(編集担当者の方には予告/連絡済み)ので明日から再開となる…