2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今、ある書籍を訳しており、知識の補完のために6冊の書籍を並行して読み進めている。そのうちの4冊が翻訳書なのだが、それらを日々代わる代わる読みながら痛切に感じることがある。 日本の一般読者にとって、翻訳書の原注と索引はどちらが大事なのだろうか?…
Understanding cultural diversity is essential for mutual respect and effective communication in an increasingly interconnected global society. 翻訳ストレッチの一貫として取り組んでいるシャドウイング用に昨日出力された英文だ(翻訳ストレッチで…
この4月以降のテレ東「モーニングサテライト」はコメンテーターの解説が大いに光っている気がする。特に「プロの目」はもちろんのこと、「今日(今週)の予定」と「日経朝特急」直後、そして番組終了直前の「経済視点」はメモを取ってみています。時たま見る…
次は僕とChatGPT4oとの対話です。 鈴木:あなたに翻訳をさせた場合に室力される翻訳は、あなたの仮説と考えてよいかな。なぜならば記号接地問題を抱えるあなたの翻訳には人間の検証が求められるから。 ChatGPT4o:はい、私が提供する翻訳も、AIである私が記号…
生成AIがさらに進歩していくと、最終的に人間が果たせる役割は結局①着想(最初のアイデア出し)=実はイノベーションには最も大切、と②生成AIの提出する仮説(昨日のやり取りで言えばChatGPTの「結論」)の検証や実験に収れんしていくのではないかな。
たまたま今、某協会向けに昨年ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたノーム・チョムスキー博士の論文を訳していたところ、気になる段落が見つかったのでその内容についてChatGPT4oと対話した。以下はそのやり取りである (原文)Indeed, such programs are s…
映画「オッペンハイマー」を観て大いに感動するとともに、3分の2は理解できていなかった自分が恥ずかしくなり、こうなりゃ勉強し直そうと思って原作を読むことにした。 とはいえ原書を買うと3,000円もかかるのでダメ元で図書館で検索したら何と見つかって…
以前は近所の会場でサークルの絵画展に出品していたのですが、コロナ後にできなくなったので妻の描いた絵をネットで公開することにしました。 「ベルンの休日」 昼下がり
鈴木曉子作 水彩画「わたしとねこ」 妻が趣味で描いている絵を時たま掲載します。新作です。
出会った言葉:今朝は「言葉」にまつわる言葉を2つ見つけたので紹介します。 ①人工知能(AI)が飛躍的に進歩する中、言語を学ぶ意義はますます「言葉の背景にある文化を理解するところに重心が移る」(杉田敏さん)(「あとがきのあと」『現代英語基礎語辞典…
昨日は僕たち夫婦の「映画の日」でした。だいたい毎月1度。午前中に家を出て映画を観ると、その後食事に行き、デザートを楽しみ、買い物をして帰る。ここ2年ぐらい続いています。 でも、今回は初めて違う映画を観に行った。 妻は坂本龍一さんの「opus」 www.…
出会った言葉:「前記のOECD未来予測によると、日本についてだけは、1990年まで年平均6.4パーセントという高率の成長が続くとみられている。また西暦2000年には一人当たり国内総生産が、アメリカを抜くと見られている」。 (石川博友「80年代は波乱含みか」…
ChatGPTとスマホで会話して、途中から僕の話が一通り終わる(要するに1パラグラフ)終わるたびに、Correct my English.というと、すぐにいちいち修正し、修正の理由まで言ってくれる。 ・・・という会話を繰り返した後でXを押すと、何とそれまでの会話が全…
ChatGPT3.5に質問をした。答えが来た。なるほど納得感がある。そこで Q:本当ですか?と聞いてみた。そうしたら・・・ A:申し訳ありませんが、先ほどの回答には誤りがありました。ただしくは・・・Q:どの部分が間違っていたのですか?A:おっしゃる通り、先ほ…
現在、あるノンフィクションの翻訳を進めており、その参考図書、というか予備知識を得るための本として4冊の翻訳書を読んでいる(毎日1~2冊を15分ぐらいずつ)。 すべての原注にも目を通し、必要があれば参考図書に加えているが、原注の大半が本文の出所ま…
ChatGPT4oに、「『ピー』という言葉を5秒間隔で5回繰り返せ」と指示したところ、『ピー』を5回繰り返しただけだった。「毎回5秒ずつ感覚を開けろと指示したはずだが」というと、「はい。わかりました。『ピー 5秒。ピー 5秒。ピー 5秒。 ピー 5秒。ピー 5秒…
『通訳翻訳ジャーナル』2024年夏号の特集「金融&IT分野の通訳・翻訳」で、「金融翻訳者になるための方法&ステップアップ法」という記事を掲載していただきました。日頃のブログやツイッターで書いたものをまとめたものです。『通訳翻訳ジャーナル』編集部…
ChatGPT-4oが出て、これは翻訳書や参考書の編集者の皆さんには強力な武器になるのではないかと思った。 翻訳書の編集者の重要な仕事の一つが校閲であろうが、「翻訳チェック」の義務はない。翻訳は翻訳者の仕事だからだ。とはいえどうしても翻訳を確認する必…
中原道義著『新英文読解法』(金子書房)p249の原文と訳文についてChatGPT4oに次のような質問を行った。 プロンプト1:It could well be that the relative emphasis placed on trying and on suceeding in hildhood has fa-eaching consequences for the i…
先月から、オンライン英会話で取り上げられる記事(500~600ワードぐらい)を2度ずつ取り組むようにしている。 現在は、たしか10ぐらいあるテーマ別に、数カ月に1度更新されるレッスン(20レッスンで一区切り)を毎回パラグラフごとに読み、先生からそのパラ…
著者名で検索して記事を追うのが最も速い。 他の雑誌や新聞がどうかは未確認だが、おそらくこの仮説は間違いない。ウェブ版のタイトルや記事本文は結構頻繁に変更されるが、著者名はよほどのことがない限り変わらないからだ。 ちなみに僕が定期購読している…
テレビ東京のモーサテ(モーニングサテライト)で毎朝最も注目していた「今朝の経済視点」。ゲストがフリップに重要な言葉を手書きで書いて解説してくれる。台本があるのかないのかわからないけれども、その手作り感とライブ感、そして短いけれども深い洞察…
4月14日のウェビナーの資料に次のように書いた(若干手直ししました)。 「考慮したい三つの区別(前提条件)① AI(機械)が翻訳した出力と、機械の出力した翻訳を利用して人間が完成させた作品とを区別する。 ② 外国語→母語の翻訳と母語→外国語の翻訳は分け…
英語の参考書で、本文(原文と訳文)以外の、いわば付録と言うべき部分(「語註」「翻訳の視点から」「文法解説」「本文解説」)がこれほど面白い本はないと思う。著者の(いい意味での)オタク度に思わずグイっと引き込まれて、気が付くと本文を忘れて(?…
こんなに面白い「私の履歴書」も久々かも。勝負事には関心がなく、囲碁も将棋もしらないウチの妻が夢中になっています。 ポイントは自分の失敗談やつらい話をありのままにさらしているからではないかな。 「練習碁を打っても先輩たちとのハンディは増えるば…
①考えられるあらゆるポイントを網羅した一つのプロンプトと②毎回ポイントを絞って、二の矢、三の矢でポイントを追加していった結果、①と同じだけのポイントをカバーした場合のプロンプト では②の方が狙った効果(つまり原文の狙い通りの)英文ができるのでは…
昨日、古い友人から頼まれて日英翻訳の手伝いをした。 あらかじめ「ChatGPTに相談するつもりです。ChatGPTの英語はどこからどう見ても僕の英語力よりも高いからです」とお伝えした上で、ChatGPTの出力した英訳とコメント後にプロンプトと回答と僕のコメント…
(以下は、僕の経験に基づく、ChatGPTに対する対処の仕方に関する、現段階での一つの仮説です)。 参考書や問題集(の解答)を読んでいて、どうしても理解できなかったり納得できなかったりする箇所ってあるよね(僕の場合は英文解釈本を学んでいる時によく…