2021-01-01から1年間の記事一覧
(1)2年前の今日 「外国語をどこまで勉強するか」と尋ねると、彼は『その国の詩が理解できるまで』と答えた。(交遊抄 歌人の行動力 藤代祥之=ローツェ社長 2019年12月6日付日本経済新聞)*引用文、答えた友人は歌人(光森裕樹さん)なのだから・・・と…
習慣にも2種類あるみたいです。「今日はお休みだ~!!!」と思うと、「しなくてよいので清々する」ものと、「しないと気持ち悪い」ものと。 今朝の翻訳ストレッチ:6:20~7:00の計40分「春秋・天声人語」『英文解釈教室』『英文標準問題精講』(英文解釈)…
他の方の翻訳を拝見していて「過去訳を参照しました」という申し送り事項をみることがあるが、過去訳に対する評価をしないでただなぞるのは無責任だと思う。
(1)昨年の今日あれもできないな、これも、これもできないなって思ってるってことは、それだけ何か別なことができるようになったから。(ヨシタケシンスケ著『思わず考えちゃう』(新潮社)p125)www.amazon.co.jp (2)3年前の今日「自分に問うてほしい…
(例文) We used to work on mathematics together. He was incredibly quick, and would be half-way through solving a problem before I understood the question. (意味)わたしたちは二人で数学をいっしょに勉強したものだった。彼は信じられない程解…
(1)2年前の今日「ポーカーを始めて30分が過ぎても誰がカモか分からなければ、あなたがカモだ」。 ― ポーカー界の格言(「隣のインベスター:一攫千金『ユニコーン』の夢―『誰がカモか』本日付日本経済新聞より)*未公開株投資のリスクをきちんと見極めて…
(1)2年前の今日『流行語大賞』 間に合わなかった ―― 桜を見る会(「かたえくぼ」 2019年12月5日付朝日新聞「オピニオン」面より)*流行語大賞が発表になった時、「あれ?」と思ったが本日の「かたえくぼ」を見てクスリ。文化・文芸欄で読んだ「桜を見る…
(1)2019年12月4日「なまじネット社会になったことで、表面的な情報はみんなが共有しているけれど、肝心の情報は意外とつかめていないんですよね。……ひそかに自分で考えているアイデアなんて、絶対に出さないですよね。もし出すとしたら、夜の席でワインを…
柴田耕太郎著『決定版 翻訳力錬成テキストブック: 英文を一点の曇りなく読み解く』(日外アソシエーツ)読了した。 2017年6月(23日)から。4~5日に1回。1回当たり10~20分かけて、4年半かかった。この本を最初から最後まで全部やりきった人はそうそういな…
(1)昨年の今日学問を志す者は自らの仮説への反例の出現を歓迎する。それによって真理により近い視点に立てるからだ。 鶴見俊輔『思い出袋』より(鷲田清一「折々のことば」本日付朝日新聞)*「歓迎する」と言うのは簡単だが、実践には相当の学問的経験と…
「鈴木さ~ん、中にお入り下さい」。 今日の午前中、行きつけの医師から紹介状を書いてもらって出向いた総合病院(家から徒歩で行けるほど近い)で名前を呼ばれて向き合った初対面の医師の第一印象は、 若い。 ということだった。 しかも「嵐」の二宮君みた…
ほら、そこで知ったかぶりしてるあなた!イントロダクションとしてどうぞ。 なお、記事中で日経には基本合意の概要が出ていると書きましたが、合意内容の英語を読んだというよりは、誰かからレクチャーを受けた内容と思われる。むしろ記事では紹介しなかった…
This morning, I visited the general hospital nearby, armed with a referral from my usual doctor. Upon arrival, I was called in by a doctor I hadn't met before. My first impression of him was one thing above all: Youthful. He strikingly res…
どこの業界にでもある話だとは思うんですけど・・・・どんな辞書にでも載っている簡単な単語どの業界でも、一般的にも普通に使われる普通名詞 なのになぜか金融業界では「ある言い方」でしか使われない用語がある。根拠はわからない。きっと誰かが、「そうい…
(1)2年前の今日まずは自分を応援してください。他人の応援はその次でいいので。(『動じないで生きる』p77 矢作直樹著、幻冬舎)*まずは自分、という矢作さんの言葉は、自分さえよければいい、ということではなく、周りの人や事にとらわれすぎて自分を消…
(1)2年前の今日「ほどほど」は限界を知っていないとわからない。鷲田清一さん(折々のことば 2019年11月28日付朝日新聞)*引用句の後に、「『ぎりぎり』を知らない『ほどほど』はただの萎縮」と続く。自分への戒めとして心にとどめておきたいが、決して…
(1)2年前の今日懸念すべきリスクは、機械が人間にではなく、人間が機械に順応しなければならないことだ。(ダニエル・コーエン パリ経済学校教授「AI・ロボットの可能性と限界(上) 雇用より機械への服従 懸念」2019年11月27日付日本経済新聞)*新井紀子…
(1)昨年の今日何でもいい 君と食べれば 星3つ(『京銀川柳道場 2019年11月26日付日本経済新聞に掲載された京都銀行の広告)*朝一番でお茶を飲みながら日経と朝日をざっと眺めるのですが、今日の日経でパッと目に入って思わずほほえんだ広告。一見すると…
(1)2年前の今日相手を変えてやろうなどと気負わないこと。(『動じないで生きる』p33、矢作直樹著 幻冬舎)*矢作さんの本は3冊目。2回目です。引用文の後に、「人が人を変えることはできません。変わるとしたら、それは自ら得た気づきによります」と。「…
1.英文解釈(毎日):計30分 大学受験用参考書を用いている。すべて紙に訳文を書いて模範解答を見て添削。5~10回音読。最近は、復習した翌日に改めて訳を書いて添削するよう努めている(従って進度は遅くなるが構わない)。 (1)毎日10分間取り組むテキ…
(1)昨年の今日メンターとは、「仲間として遇してくれて、決して子ども扱いしないという公平な大人だ」と福岡は言う。*「福岡」とは福岡伸一さん、生物学者。(半歩遅れの読書術 生物学者を「メンター」に 坪内稔典 ナチュラリストの喜び感じる 2020年11…
(1)昨年の今日① 学問の要諦は批判精神であり「従順ならざる学者」こそが「言論に関する息苦しさ」を克服する主役である。(主役は「従順ならざる学者」―「大機小機」 2020年11月20日付日本経済新聞)② 豊かで平和な社会は異論によって形成される。(「天…
(1)昨年の今日自分がすること、選ぶこと、聞くこと、自分の身に起こること、すべて「宝くじを買っている」と考えればいいのではないだろうか。……今やっていることが、ひょっとしたら何かに化けるかもしれない、何かの役に立つかもしれない。何かと交換が…
20年前の辞書と文例集で仕事が進む翻訳分野ほどAIに奪われやすい(具体的根拠なし。直感です)。
(1)3年前の今日 前例主義が、なぜ、役所の最大の論理と倫理になるのか。以前と同じやり方をして望ましい結果にならなければ、責任は「前例」にあるので、「人間」にはない。もし以前と違うことをして失敗すれば、新しいことをした「人間」に責任がかかる…
同業者の方には改めて説明するまでもないことですが。 (A)アメリカ人が生まれて初めて日本料理屋に入って酒を飲み、徳利をLiquor bottleと英語で表現し、それを日本語に訳す場合、 (B)日本料理店にある程度慣れたアメリカ人が日本料理屋に入って酒を飲み…
(1)2年前の今日「嘘は、客観的事実だけでなく、道徳や人権への意識も弱体化させます」。斎藤幸平 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授(『未来への大分岐』マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン著、斎藤幸平編、集英社新書、p155…
「おとうさ~ん、洗濯物取り込んでくれる~?」「は~い」と片付けながらつい「めんどくせーなー」と言ったら「お父さん、お父さんが面倒くさいことは私も面倒なのよ」と言われてぐうの音も出なかった。
(2)2年前の今日「もちろん、トランプはまともじゃないさ。だけどとても頼りになるんだ。無慈悲な男だからこそ、メキシコや中国をやっつけて、アメリカ人を守ってくれるのだ」。トランプ支持者はこんなふうに考えているのだと思います。マルクス・ガブリエ…
最近、著名な翻訳家や学者による「英語の読み方」、「英語の学び方」に関する本が次々と出版されている。出版社は売れ筋のテーマの本を目先を変えて出版し続けるのが仕事だからそれは否定しない。たとえて言えば、かつての証券会社がさまざまな銘柄を繰り返…