気が付いたのは昨日だった。英日(英語→日本語)翻訳のチェックにChatGPTを使っているのだが、そのコメントと修正案の日本語が妙にうまくなったと感じたのだ。そこでフェイスブックとツイッターに
ChatGPTいきなり日本語がうまくなった印象。気のせいかな?
と書いた。
今朝も翻訳チェックを使ってその印象がますます強くなったので、息子(会社でデータを扱っており生成AIの利用もしている)に「おい、日本語が格段にうまくなっているぞ。なんかあったのか?」と尋ねたところ、
「あれ、知らなかったの?日本法人設立に合わせて2日ぐらい前から日本語対応が始まったんだよ」。
やっぱりそうだったのか。
もちろん、この記事は知っていた。
OpenAIやMicrosoft、対日投資拡大 経済安保が追い風 - 日本経済新聞
なるほど、それに合わせて日本語サービスの質も上がったというわけだな。
実は4月14日のウェビナーの資料にはこう書いた。
(私にとっての)「翻訳ツールとしてのChatGPT(生成AI)とは
非常に頭の回転が速く、出力も迅速で、無尽蔵な知識を誇るが、日本語能力にはまだ課題の残る、英語ネイティブの、月額20ドルで雇えるアシスタント」
先週までのChatGPTの日本語表現能力は、たとえて言えばオスマン・サンコン氏並みの日本語力だった。しかし、現時点では現時点ではパックン(パトリック・ハーラン)氏と肩を並べるぐらいにはなっているというのが実感だ。ロールシャッハアドバイザリのジョセフ クラフト 氏(ご存知ない方はテレ東の「モーサテ」を見てね)にはやや劣る、という感じではなかろうか。
以上を踏まえ、私にとっての翻訳ツールとしてのChatGPT(生成AI)の定義を次のように変更する。
「頭の回転が非常に速く、出力も迅速で、無尽蔵な知識を誇り、日本語もかなり使える、月額20ドルで雇える英語ネイティブのアシスタント」