金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「法律は最低の道徳を律するにすぎない」:12月9日に出会った言葉

(1)2年前の今日

「外国語をどこまで勉強するか」と尋ねると、彼は『その国の詩が理解できるまで』と答えた。
(交遊抄 歌人の行動力 藤代祥之=ローツェ社長 2019年12月6日付日本経済新聞
*引用文、答えた友人は歌人(光森裕樹さん)なのだから・・・と知っても割り引く必要がないほど強い言葉、というか高い意識だと思いました。
翻訳の出来、不出来を評価する際の表現に「この人は英文が読めていない」という言い方があるが、この言葉を耳にし目にするたびに自分のことを言われているのだと考えるようにしている。実際そうなので。戒めよう。
(2)3年前の今日
法律は最低の道徳を律するにすぎません。
(「糸山英太郎殿」『深代惇郎天声人語』p92)

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