柴田耕太郎著『決定版 翻訳力錬成テキストブック: 英文を一点の曇りなく読み解く』(日外アソシエーツ)読了した。
2017年6月(23日)から。4~5日に1回。1回当たり10~20分かけて、4年半かかった。この本を最初から最後まで全部やりきった人はそうそういないのではないかなぁ。
ただし、最初の3章(60問)は読んでメモをしたり線を引いただけ。当初は全部訳してから添削する勇気(?)がなかった。
思い切って訳文を全部紙に書き出して添削を始めたのは、第4章からの40問(該当ページに「ここから書いている。2020年10月18日」のメモあり)。本の内容を読んで理解したつもりになって赤線を引くのと、実際に自分で訳を書いて添削しながら解説を読むのとでは、学びの度合いが5倍ぐらい違うというのが実感です。
①原文を読んで訳す。
②一文ごとの解説(これが詳しい)を読みながら自分の訳文を見直す。
③自分の訳文を、「原文に即した訳」「モデル訳」と比較しながら赤ペンで添削する。
④10回ほど音読しながら随時解説、模範解答を読む。
もう一つ、自分には有効だと思われる勉強方法を一つ紹介しておきます。別に『翻訳力錬成テキストブック』に限った話ではないのですが。それは
⑤次の勉強日に、前日にやった英文をもう一度訳して添削する。
ということです。これは効く。お試しあれ。
というわけで、次回以降、第1章から全文書いて復習し直します。