金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

出会った言葉

「用もないのに行く、顔を出しておきたくなる場所がコミュニティ」:出会った言葉:2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(175)

(1)2年前の今日自らの専門や担当する分野において、権力におもねらず自らの考えを述べることを積み重ねて信用を得た人の声は、いざというときに説得力を持って響く。(多事奏論「新型肺炎 『忖度』はウイルスを広げる」 編集委員 吉岡佳子 2020年1月25日…

「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」:出会った言葉:2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(174)

(1)2年前の今日本屋という仕事は、ただそこにあるだけで、まわりの社会に影響を与えることができるものなのだ(『私は本屋が好きでした』永江朗著、太郎次郎社エディタス、p16) 本日の言葉:アマゾンに慣れきっている自分を反省した文章。僕の友人には、…

「政府が明らかに“一線を越えて”独裁政権になる瞬間を特定することはできない」:出会った言葉:2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(173)

(1)2年前の今日① 彼らは、なし崩し的に平和がなくなっていった日々を経験していたから、とりわけ民主主義の力を強く信じた。棚の目立つところには、難しそうな社会科学書がたくさん並んでいた。(『古くて新しい仕事』島田潤一郎著、新潮社、p172)② だか…

「人は悲嘆に暮れて涙を流すというよりも、涙が零れるという出来事に身を委ねるのではあるまいか」:出会った言葉:2年前~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(172)

(1)2年前の今日この世をふかく、ゆたかに生きたい。そんな望みをもつ人になりかわって、才覚に恵まれた人が鮮やかな文や鋭いことばを駆使して、ほんとうの現実を開示してみせる。それが文学のはたらきである。(略)文学は現実的なもの、強力な「実」の世…

「仕事で頑張れるのは、人の役に立つと信じられるから」:出会った言葉3、4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(171)

(1)3年前 仕事で頑張れるのは、人の役に立つと信じられるからですね。(出雲充さん「仕事力」 2019年1月20日付朝日新聞) (2)4年前 多言語・多文化に向き合う翻訳は、おのずと原文を尊重する方向へ向かう。英文学者の山本史郎氏は「米国でも、自然な訳…

「〇〇であらゆることが証明できる。ただし真実を除いて」:出会った言葉3、4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(170)

(1)3年前の今日 「統計であらゆることが証明できる。ただし真実を除いて」(「春秋」 2019年1月19日付日本経済新聞)*今日の言葉を読んでいて思いました。「公文書であらゆることが確認できる。ただし真実を除いて」残念だが、今これに堂々と反論できる…

「かあさんって、ぼくがうれしいと、いつもうれしいっていうんだね」:出会った言葉3、4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(169)

(1)3年前の今日 「かあさんって、ぼくがうれしいと、いつもうれしいっていうんだね」 戸田和代。(「折々のことば」 2019年1月18日付朝日新聞)*今日の言葉。出典は『きつねの でんわボックス』(新・ともだちぶんこ)戸田和代著、たかす かずみ絵、金の星…

「高くない。俺は『この経験』に金を出しているんだ」:出会った言葉22~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(168)

(1)2年前の今日人は本を読みながら、いつでも、頭の片隅で違うことを思い出している。……本を読むということは、現実逃避ではなく、身の回りのことを改めて考えるということだ。自分をよく知る人のことを考え、忘れていた人のことを思い出すということだ。…

「プラスはマイナスから書き始める」:出会った言葉(2年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(165)

(1)2年前の今日「人に説明できなければ、上達しない」 今永昇太投手(DeNA)(「オリパラ人物館 わたしのイチオシ―感覚も決意も 言葉に乗せる」2020年1月14日付朝日新聞スポーツ面)*本日の言葉:引用部の前の文章は「今永ほど一つひとつの所作に意味を…

「指導者には理論もさることながら、人をその気にさせる力が必要だ」:出会った言葉(3年間~7年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(164)

(1)3年前の今日 以前、年配者が近くの公園に保育園が建設されると騒がしいから反対している、というテレビ番組を見たことがあって、子どもの声がして楽しいのではなく、うるさいと思うなんてと驚きました。そういう高齢者はきっとまだまだエネルギーも十…

「安易に振りかざされる正義は、回り回って自分の首を絞めてゆく」:出会った言葉(1~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(163)

(1)昨年の今日根拠など気にしたら、自信は持てない。だって経験がないのだから。しかしその自信はどこかでくじかれる運命にある。だって根拠がないのだから。それでも何かエンジンを身につけることで、人は前へ動き出すことができる……。(「天声人語」202…

「生きてるだけで丸儲け」:出会った言葉(1~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(163)

(1)昨年の今日言葉の扱い方は、そのまま私たちの世界に対する整理の仕方、認識の仕方を表しているのだ。(出口汪著『出口のシステム現代文<ベーシック編>』(水王舎)P14)*出口さんの本は前から気になっていた。成人向けの論理や文章の読み方の指南書…

「美しい服は、裏地も美しい」:出会った言葉(2~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(162)

(1)3年前の今日出会った言葉: それをすること自体が面白いのが趣味。プロセスを楽しむのだから急げば興も削がれる。仕事もそんなふうになればよいのに。(「折々のことば」 2019年1月6日付朝日新聞) (2)4年前の今日美しい服は、裏地も美しい(祖母か…

「自分にとっては正義でも、別の人から見れば理不尽な振る舞いかもしれない」:出会った言葉(一昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(161)

(1)2年前の今日「書き写す」から<かき込む>へ(日能研の広告 2019年1月9日付日本経済新聞から)*本日の言葉:「『書き写す』から<かき込む>へ」ってどういう意味なのかな?と一瞬分からなかったので書きとめておきました。1つの答えを言われたとおり…

「(哲学は)真理を知ったと思い込む者が教壇で語るものではない」:出会った言葉(一昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(160)

(1)2年前の今日中学生のころ、「真摯」という言葉に出会った。真面目でひたむき。「謙虚」という言葉も同時期だった。控えめで素直。言葉にふさわしい心と、ふるまいができなければ、とても恐れ多くて使うことができなかった。後に、他人の心中を推しはか…

「嘘つきは、戦争の始まり」:出会った言葉(一昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(159)

(1)2年前の今日「そもそも多様性とは自分にとって都合の悪い人の存在を認めることだと思います」永井陽右(ながい・ようすけ)さん(NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事)(「多様性って何だ?―「わかり合う難しさ前提に」2020年1月7日付…

「つらいって気持ちに、順位なんてないよ」:出会った言葉(一昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(158)

(1)2年前の今日「つらいって気持ちに、順位なんてないよ ― 中学校の担任の先生」折々のことば コンテスト2019 鷲田清一賞 高校部門 広島市立舟入高2年 野津日向子さん(2020年1月6日付朝日新聞) 広島)鷲田清一賞など受賞 折々のことばコン:朝日新聞デ…

「2つの規範が、民主主義を機能させるために必要不可欠のものとして君臨している――相互的寛容と組織的自制心だ」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(157)

(1)2年前の今日「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」ブレイディみかこ(「折々のことば」 2019年9月24日付 朝日新聞) www.asahi.com *今日の言葉は、今年元旦の朝日新聞の記事「…

「人間は誰しも生きてきた年月だけ『自分自身』を演じている」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(156)

(1)昨年の今日 人間は誰しも生きてきた年月だけ「自分自身」を演じているので、自分を演じる限りあらゆる人間は「名優」になり得る。……是枝はおそらく、このことに極めて自覚的だったのではないだろうか。(相田和弘「是枝映画におけるドキュメンタリーの…

「人間は誰しも生きてきた年月だけ『自分自身』を演じている」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(156)

(1)昨年の今日 人間は誰しも生きてきた年月だけ「自分自身」を演じているので、自分を演じる限りあらゆる人間は「名優」になり得る。……是枝はおそらく、このことに極めて自覚的だったのではないだろうか。(相田和弘「是枝映画におけるドキュメンタリーの…

「個性は技術へのこだわりから生まれる」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(155)

(1)2年前の今日「感想戦は敗者のためにある」……将棋は勝者と敗者がハッキリ分かれるゲームです。厳しい勝負の世界だからこそ生まれた文化なのかなという気がします。藤井聡太七段(「将棋に関してこれまで接した中で心を打たれた言葉は?」と尋ねられた時…

「強情を以て今年を終るなり」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(154)

(1)昨年の今日人間は、不便に戻れる。(株式会社幸楽苑の全面広告 2021年12月31日付日本経済新聞)*幸楽苑は今日、朝日新聞にも全面広告を出している。そのコピーは「0億円事件」。朝日と日経の広告コピーを入れ替えた方が「合っている」感じがするが、…

「「構造を造る作業」……は頭の中で行うしかありません。」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(152)

(1)昨年の今日「構造を造る作業」、「組み上げていく作業」、「論点を整理する作業」……は、頭の中で行うしかありません。これを自動的に行うような仕組みは存在しません。将来もできないでしょう。(野口悠紀雄著『書くことについて』(角川新書)p146) …

「幸福は小さく、小刻みに」:出会った言葉(2年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(151)

(1)2年前の今日「現代のメディア・リテラシーの本質とは、あいまい情報に耐える力である」(佐藤 卓己「流言のメディア史」)。(春秋 2019年12月27日付日本経済新聞)*引用句の後に「嘘は罪深い。心を傷つける。無知も同じだろう」と続く。つい感情にま…

「長くやっているとこうなってしまうのか……これは潮時かと思った」:出会った言葉(2年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(150)

(1)2年前の今日間違いなく高い経営判断のある役員からも、それ(注:社長である自分の意見)に合わせる意見が出るようになったわけである。長くやっているとこうなってしまうのか……これは潮時かと思った。(澤部肇(TDK元会長)私の履歴書「社長を退く 速…

「自国の歴史を『自慢話』にしないと気が済まないのは、その社会の未熟をしか示さない」:出会った言葉(2年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(149)

(1)2年前の今日「役に立つ」市場では勝者総取りが発生する一方で、「意味がある」市場では多様性が生まれることになります。(『ニュータイプ時代―新時代を生き抜く24の思考・行動様式』p113、山口周著 ダイヤモンド社) www.amazon.co.jp*山口さんによ…

「人は、誰かを助けることで、知らぬ間にその誰かに助けられている」:出会った言葉(昨年~9年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(148)

(1)昨年の今日渡辺(明):……やっぱりアナログ世代のほうが長く活躍できると思うんです。だって漢字って自分の手で書かないと、実際にかけなくなるでしょう。(ソフトに頼ることによって、将棋の地頭が弱くなってしまうということですか?)そうだと思い…

「世の中には、やられた者でないと分からないことがあります」:出会った言葉(2~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(147)

(1)2年前の今日「呼んだ方は忘れちゃうんですが、言われた方は覚えているんです。痛いから。悲しいから。世の中には、やられた者でないと分からないことがあります」(「(インタビュー)表現の自由のいま 愛知県知事・大村秀章さん」2019年12月24日付朝…

「『手っ取り早さ』は、谷底への道」:出会った言葉(2、3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(146)

(1)2年前の今日「手っ取り早さ」は、谷底への道(12月18日、山口周さんのツイートより) (2)3年前の今日むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをおもしろく 井上ひさしさん(「折々のことば」2018年12月23日付朝日新聞)

「おまえ、あの場面、意識してボール球を放ったやろ」:出会った言葉(3、4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(145)

(1)3年前の今日「調べればすぐわかるから」と覚えることを放棄した頭脳に創造性は宿るのか。(「『記憶術全史』 桑木野幸司著―― 面妖な技法の消長たどる」2018年12月22日付日本経済新聞読書欄) (2)4年前の今日ノムさんは出てきた料理に箸もつけず、ひ…