(1)2年前の今日
「ほどほど」は限界を知っていないとわからない。鷲田清一さん
(折々のことば 2019年11月28日付朝日新聞)
*引用句の後に、「『ぎりぎり』を知らない『ほどほど』はただの萎縮」と続く。自分への戒めとして心にとどめておきたいが、決して他人に押しつけてはいけない価値観。自分の限界がどこにあるかは他人には分からないものだから。特に親子間は注意、と遅ればせながら反省してもみたり。
(2)3年前の今日
思い出はあまりムキになって確かめないほうがいい。
(「昔カレー」『父の詫び状』向田邦子著、p247)
(3)4年前の今日
結局、法はその時代の良識の上に立つほかはない。
(1975年2月24日 『深代淳郎の天声人語』p52「法の奴隷」)