金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「相手を変えてやろうなどと気負わないこと」:出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(124)

(1)2年前の今日
相手を変えてやろうなどと気負わないこと。
(『動じないで生きる』p33、矢作直樹著 幻冬舎
*矢作さんの本は3冊目。2回目です。引用文の後に、「人が人を変えることはできません。変わるとしたら、それは自ら得た気づきによります」と。「俺が変えてやろう」なんて不遜なんですね。2回目だけれども妙に腑に落ちた。

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(2)3年前の今日
 盗むならその人の考え方を盗め 佐藤康宏
……魅了された著述家の仕事を、彼と同じ眼でしかものが見えなくなるほどに読み込んだ後に、別の主題で新しい仕事ができれば、剽窃とは言われないと。
(折々のことば 2018年11月21日付朝日新聞

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(3)4年前の今日
だれにも、人に知られたくない権利、そっと一人にさせてほしい権利、つまりプライバシーの権利があるはずなのに、コンピューターは個人の軌跡から行動まで、執拗な監視をつづける。
 コンピューターなんかなくなれ、といってもなくならない。それはそれで大きな長所をもっている。要は、誰が、何のために、どのようにコンピューターを使うかということだろう。
(1974年10月2日 『深代淳郎の天声人語』p44「コンピューター」)

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