金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「前例主義が、なぜ、役所の最大の論理と倫理になるのか」:出会った言葉(3年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(120)

(1)3年前の今日
 前例主義が、なぜ、役所の最大の論理と倫理になるのか。以前と同じやり方をして望ましい結果にならなければ、責任は「前例」にあるので、「人間」にはない。もし以前と違うことをして失敗すれば、新しいことをした「人間」に責任がかかる。つまり前例主義は、過去に学ぶという口実の下に、無責任の代名詞になりやすい。
 また前例踏襲といっても、自分の利益に反する前例は無視し、自分に都合の良い前例だけを強調する場合がしばしばある。自分の好き勝手で事を処するときの、もっともらしい口実にもなるわけだ。(1974年6月2日)
(「御殿女中」『深代惇郎天声人語』p65)

(2)4年前の今日
選挙前「森友加計については選挙で説明する」
選挙中「森友加計については国会で説明する」
選挙後「森友加計についてはすでに説明した」
これが安倍晋三内閣総理大臣です。
(引用終わり)
ロジ@logicalplzさんのツイートより

(3)4年前の今日
「もしかして、私 言い過ぎたかも…」の文字・・・言い過ぎる前に、思い出したい言葉だ。
(本日付朝日新聞天声人語」より)