ティール組織
先日、英治出版さんより『ティール組織』14刷の見本を頂戴しました。この6月までに紙版とオンラインを合わせた実売部数が11万部を超えました。まずは出版以来6年半にわたって本書をご支持くださった読者の皆様に、心より御礼申し上げます。また、版元の英治…
先日の勉強会で『フリーダム・インク』を取り上げていただいた。その席で以下のような質問をいただいた。 「理念の浸透や社員の自由を何よりも重視する上場会社は、上場すれば株主への配慮が優先され、短期的利益第一に走る危険があるのではないだろうか」 …
本日の日本経済新聞に注目すべき記事を見つけた。 「権力格差」を壊せるか アサヒビールや宝島社の問う力 編集委員 中村直文 日本社会はこれまで強固な組織が自慢だったが、日本も今は社員一人ひとりの個を重視する時代に入ったという趣旨の記事です。 (以…
来月発売です。 本書では、トップがパーパスを明確にした上で、経営においては社員の自由を何よりも重視する多くの組織が、経営者の人となりや人生経験とともに紹介されています。成功事例が大半ですが、失敗事例も紹介し、その理由も探求します。 その意味…
(1)2019年12月7日 ゴールを想定せず、十分に時間をかけ、撮れたものから番組をつくるスタイルを貫く。(「取材の対象に『タブーはない』― 阿武隈勝彦さん(東海テレビゼネラルプロデューサー」本日付朝日新聞より)この文章を読んで、『ティール組織』を…
今、ある本を訳していてそろそろゴールが見えてきたので、編集の方と売ることを視野に入れた相談に入りかかっている(もちろん基本は出版社に任せている)。 ただし、テーマが僕が以前にいた業界に関連する話なので、鈴木の人脈も使えないかと言うことで元同…
実は西葛西には文教堂西葛西店以外に、「ヴィレッジヴァンガード西葛西店」という、外から見ると本屋とはわからない「こだわりの本屋」がある。本店は愛知県だそうですが、店の中身は中野の雑居ビルに入っているサブカルチャー文具店。中には普通の本屋には…
出会った言葉:クラス全員を「小さな企業家」に育てる教育。……正気ですか?(吉川浩満氏 文筆家)(神代健彦著『「生存競争」教育への反抗』(集英社新書)の帯) 我が家の居間で見つけた妻が買った本の帯。 10年ぐらい前に読んだ「『未来のリーダーを育てま…
以下は、今からほぼ6年前に同書を1度読んでT社のOさん(最初にこの本を見つけた人)に送った感想文(固有名詞以外はそのままです)。日付は2015年4月26日。このあと2回読んで企画書(Reading)を書いて提出したのが(結局)5月6日だった。 何しろ、厳密に読…
本日の日本経済新聞読書欄に『世界でいちばん大切にしたい会社』(ジョン・マッキー著、翔泳社)が紹介されていました。 (以下引用)『世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー』はうちの役員連中にも薦めています。変化が激しく課題が噴出…
「お父さん、K(息子)とお父さんって同じ職場で働いているんだね」 昨日の午後7時過ぎ、二人で夕食を取っている最中に、ふいに相方が言った。息子は新卒の新入社員だが入社式以来ずっと在宅勤務が続いている。私たち夫婦の夕食時にはまだ残業中で、たぶん8…
5月28日(木) おはようございます。 出会った言葉:本質以外は何だか分からない人。だけど、いつも垂れ流しで自分を出している人。ピュアの純度が高すぎて、あまり理解されていない。世俗的なところがなく、レストランを通して社会奉仕をやっているようでし…
(以下引用)それは社長が覚悟しています。(引用ここまで)(「多様な働き方 労働時間の管理は:サイボウズの中根弓佳執行役員に聞く」2019年11月4日付朝日新聞 生活面より) * 2つのことに感動した。第1に「それ」の中身。この会社の社長は、社員の配置…
14日にティール組織に関する様々なセミナーに参加してつくづく感じたのは、登壇された皆さんは押し並べて「聞き上手だなあ」ということだった。 それは、セミナーのようなな場では対談相手の人の話によく耳を傾ける、といった形で現れる。私が参加したセッシ…
昨日は「ビジネス賞大賞2019」の授賞式(『ティール組織』が経営者賞を受賞したため)。2分間のスピーチをと言われていた。慣れないので即興のスピーチは無理。2分だと「あ~、え~」で終わってしまう恐れがあると思い原稿をつくり、家で2,3回練習してから…
今日の日経に味の素が午後4時半に終業という記事が出ていた。短時間終業が世の中の流れで『ティール組織』もその時代に乗っていることは確か。でも「一つの仕事に徹底的に時間をかける」とか「仕事の中に喜びを見いだす」という観点がちょっと希薄になっては…
インタビューアーの板東さんと直接知り合いになったきっかけは、六本木にある「ティール組織の肉汁水餃子専門店 餃包」でした。 インタビューにもありますように、私が朝の日課で「ティール組織」をエゴサーチしていると、「ティール組織の・・・」で見つけ…
最近できたFBの二人の「お友だち」。 Aさん:私にお友だち申請してくれた理由が「『ティール組織にご興味がおありのようでしたので、親近感が湧いて・・・!』僕「ティール組織の翻訳者です!よろしくお願いします」Aさん:「あ、そうなんですね!失礼しまし…
土曜日(30日)の午後、13時~19時ぐらいまで、サイボウズ株式会社の株主総会関連イベント3つに出席した。以下、いくつか印象に残ったシーンを思いつくままに。 (お断り)以下はあくまでも私の感想であって、報告・要約ではありません。「」で括った引用文…
昨日のお昼過ぎ、編集後担当の英治出版の下田さんからご連絡があり、受賞を知った。 良い本だという確信はあったけれども、正直言ってここまで話題になるとは思っていなかった。訳している最中に、妻に「間違いなく素晴らしい本なんだけど、今回もたぶん売れ…
昨日は「「世界のティール実践者」との出会いをネタに対話を深めよう」という勉強会、というか対話会に参加した。『ティール組織』解説者の嘉村賢州さんをはじめ、この春から夏に実際に著者のラルー氏に会いに行ったりティール組織の国際会議に出席されたり…
「こんなにぶ厚い本(『ティール組織』)どうやって訳したんすか?」 昨日の勉強会に来られたTさん(放送関係者)に献本するとこう尋ねられた。 「え~コツコツと訳しただけなんです」「・・・そうですよね~。コツコツ訳すしかないっすよねー」と感心された…
以下は6月11日に行われた 『ティール組織』探究シリーズ「自主経営(セルフ・マネジメント)って何だ?」堀田聰子×柳澤大輔×嘉村賢州 | Peatix でなされた面白法人カヤックの代表取締役CEO柳澤 大輔さんのご発言のうち、私の心に刺さった言葉のメモである。…
おはようございます。 出会った言葉: 「基本的に、集団の中でいい恰好をしたい、目立ちたい、恥をかきたくない、どちらかといえば成果を独り占めしたいタイプは『ティール組織』には向いていないと思いますね」(面白法人カヤックの代表取締役CEO柳澤 大輔…
7日に英治出版で行われた小竹貴子さんと阿部裕志の対談「みんなで語ろう、私の組織論」ーー英治出版オンライン連載「『ティール組織』私はこう読んだ。」に参加した。 素晴らしいセミナーでした。 とても暖かい雰囲気の中で、普段経営にあたって楽しみや苦し…
昨日知り合いの経営者Kさんにある用向きがあって1年ぶりにメールし、その末尾に『ティール組織』を出したことを添えておいた。すると今朝返事が来て 「『ティール組織』を訳していたの鈴木さんだったのですか!人事組織関連では話題の書で当社でも何人もの役…
出会った言葉:「時間がない」と感じるのはあなたの勘違い。まずは「忙しい」と言うのを完全に止めてしまおう。(『週40時間の自由をつくる 超時間術』メンタリストDaigo著 実務教育出版より) 『ティール組織』を僕に紹介してくれたOさんへのお礼食事会(実は…
昨日は、昨年来『ティール組織』関連の勉強会やパーティーでお会いした 半田 志野 さん(NPOの組織基盤や会計のサポート フリーランス)と 榎吉郁夫さん(株式会社ライフスタイルイノベイション 代表取締役)の御発案による「『ティール組織』翻訳者鈴木立哉…
私がABDに参加した時、嘉村さん(『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』の解説者でABDの伝道者)は「ABDで唯一問題があるとすれば、本を裁断しなければならないことです(そうしないと参加者全員が本を買わなければならなくなり、読…
昨日の勉強会後の飲み会でのこと。 勉強会のテーマが「1968年」だったからかな、その流れで中等教育の目的てな話題になった。飲みながらこんな話になった、というか酔っ払った勢いでこんな話をぶった。 「『将来のリーダーを育てる』を教育目標にしている学…