金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

在宅勤務のよしあし(1)―「職場」って?

「お父さん、K(息子)とお父さんって同じ職場で働いているんだね」
昨日の午後7時過ぎ、二人で夕食を取っている最中に、ふいに相方が言った。息子は新卒の新入社員だが入社式以来ずっと在宅勤務が続いている。私たち夫婦の夕食時にはまだ残業中で、たぶん8時は過ぎるだろう(実際そうだった)。
「え、どうして?」
「だって、Kが在宅勤務ってことは、この家が仕事場ってことじゃない。そしてお父さんはずっと家で働いているでしょ」
「なるほど~。そういうわけか。ま、いわば俺とHは『同僚』ってわけかー」
妙に納得がいった。「やってることは全然違うけどね」
「そういうこと。ついでに言えば、あたしも同僚だからね」はい。