5月28日(木)
おはようございます。
出会った言葉:
本質以外は何だか分からない人。だけど、いつも垂れ流しで自分を出している人。ピュアの純度が高すぎて、あまり理解されていない。世俗的なところがなく、レストランを通して社会奉仕をやっているようでした。(著者が3店目に働いた三つ星レストランのオーナーについて)
(斎須政雄著『調理場という戦場 斎須政雄』(朝日出版社)p90)
今朝の翻訳ストレッチ:6:05~7:45の100分
「春秋、天声人語」『調理場という戦場 斎須政雄』『ニュータイプ時代―新時代を生き抜く24の思考・行動様式』『私が聴いた名講義』Time誌(6月1日/8日号)(音読)『帳簿の世界史』(原書と訳書の手書き写し)『世紀の空売り』『特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー』(原書と訳書音読)『英文解釈教室』『英文標準問題精購』(英文解釈)『翻訳教室』(翻訳)『表現のための実践ロイヤル英文法』『表現のための実践ロイヤル英作文法問題演習』(英文法・英作文)
*『英文標準問題精購』に毎日1問ずつ取り組んでいます。全部訳文を書いて添削しているので1回あたり10~15分。今日で13問終わったところですが、翻訳の勉強にかなり合っていると思います。理由①英語(文章構造も語彙も)がそれほど難しくない(僕らが現在読む、現代の普通の文章に近い)ので英文を一読して理解できる。②①にもかかわらず、日本語で訳文を書こうとすると結構悩む。③大学受験用なので、翻訳のうまさは問われないはずだが、模範解答の訳が非常にすっきりとわかりやすい。この本、世界の超一流の思想家の文章を集めており、出典も明示されているのですが、その割に読みやすい英語が並んでいるので、著者はよほど文章の選択に手間暇をかけたのでしょう(『英文解釈教室』『英文解釈考』『思考訓練の場としての英文解釈(1)』は、そもそも英文を読み解くのに時間がかかる文章の割合が多い)。さすが。
本日の言葉:著者がフランスで勤務した3店目。三つ星ホテルのオーナーに対する著者の印象です。著者の店作りに圧倒的な影響を及ぼした、最も尊敬するレストラン経営者として描かれている。作業服を着て掃除ばかりしているので、オーナーを訪ねてきたお客さんから「オーナーを呼んできてくれ」と呼ばれることも頻繁にあるとか。『ティール組織』に出てくるフランスの金属加工メーカーFAVIのCEOゾブリスト氏にそっくりだと思った。
よい1日を!