金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

『フリーダム・インク』

存在目的(パーパス)の追求は上場と両立できる

先日の勉強会で『フリーダム・インク』を取り上げていただいた。その席で以下のような質問をいただいた。 「理念の浸透や社員の自由を何よりも重視する上場会社は、上場すれば株主への配慮が優先され、短期的利益第一に走る危険があるのではないだろうか」 …

フリーダム・インク――「自由な組織」成功と失敗の本質(本日発売!)

『フリーダム・インク――「自由な組織」成功と失敗の本質』本日発売です。 経営者の仕事は、企業理念(自社は何のために存在するのか=パーパス)を明らかにし、それを社員に浸透させていく努力を重ねながら、徹底的に「自由な文化」を作り上げ、それを推進す…

時代は「ティール」&「フリーダム」へ!

本日の日本経済新聞に注目すべき記事を見つけた。 「権力格差」を壊せるか アサヒビールや宝島社の問う力 編集委員 中村直文 日本社会はこれまで強固な組織が自慢だったが、日本も今は社員一人ひとりの個を重視する時代に入ったという趣旨の記事です。 (以…

フリーダム・インク――「自由な組織」成功と失敗の本質(2024年1月24日発売)

来月発売です。 本書では、トップがパーパスを明確にした上で、経営においては社員の自由を何よりも重視する多くの組織が、経営者の人となりや人生経験とともに紹介されています。成功事例が大半ですが、失敗事例も紹介し、その理由も探求します。 その意味…