金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「それは社長が覚悟しています」(2019年11月)

(以下引用)
それは社長が覚悟しています。
(引用ここまで)
(「多様な働き方 労働時間の管理は:サイボウズの中根弓佳執行役員に聞く」2019年11月4日付朝日新聞 生活面より)

* 2つのことに感動した。第1に「それ」の中身。この会社の社長は、社員の配置を自由に決められないと事業に支障が出る場合があることを覚悟しているのだ。先の中根さんの発言に次の言葉が続く。「……どうしてもやりたい事業は、担当したいという社員が出てくるのを待つか、担当できる社員を社外から採用するかします。どちらも無理なら、その事業はあきらめます」。「社員第一」とか「人材は人財」と謳う会社は数多くあるけれど、ここまで具体的に「社員の幸せにつながらないことはやりたくない」と言い切れる会社は世の中にどれだけあるだろう。

第2に、この発言を外に向かって発信しているのが社長ではなく、職責上彼の部下である中根さんだという事実。「社長はこれを覚悟している」とはっきり部下が外に向かって言える会社。誤りを率直に認めながら、それを矯正する取り組みについても、社長以外が外に向かってはっきり言える会社(この記事はサイボウズ働き方改革の取り組みについて、結構具体的に、問題点も挙げながら紹介している)は、世の中にどれだけあるだろう?僕はこの会社の株主(ちなみに妻も:単位株主ですけど)なので、来年も株主総会に出ようと改めて思った。

よい1日を!