中原道義著『新英文読解法』(金子書房)p249の原文と訳文についてChatGPT4oに次のような質問を行った。
プロンプト1:
It could well be that the relative emphasis placed on trying and on suceeding in hildhood has fa-eaching consequences for the inclination, in latr lie, to engage in activities without prospect of eimmediate pay-off. の語彙と文法構造をわかりやすく説明し、高校生にもわかる程度の日本語で翻訳せよ。
Chat-GPT-4o(1)
語彙と文法構造の説明
1. It could well be that:
「それは~かもしれない」という意味で、可能性を示す表現。
例: "It could well be that he is right."(彼が正しいかもしれない)
2. the relative emphasis:
relative: 相対的な
emphasis: 強調
「相対的な強調」という意味。
3. placed on trying and on succeeding:
placed on: 「~に置かれる」
trying: 試みること
succeeding: 成功すること
「試みることと成功することに置かれた」という意味。
4. in childhood:
「子供の頃に」
5. has far-reaching consequences:
has: 「持つ」
far-reaching: 遠くまで影響を及ぼす
consequences: 結果
「遠くまで影響を及ぼす結果を持つ」
6.for the inclination:
for: 「~に対して」
inclination: 傾向、意向
「~の傾向に対して」
7. in later life:
「後の人生で」
8. to engage in activities:
engage in: 「~に従事する」
activities: 活動
「活動に従事する」
9. without prospect of immediate pay-off:
without: 「~なしで」
prospect: 見込み、期待
immediate: 即時の
pay-off: 見返り
「即時の見返りの見込みなしで」
高校生にもわかる日本語訳
「子供の頃に試みることや成功することに相対的な強調が置かれることが、後の人生で即時の見返りがない活動に従事する傾向に遠くまで影響を及ぼすことになるかもしれない。」
もう少し簡単な日本語訳
「子供の頃に挑戦や成功が強調されることは、大人になってからすぐに結果が出ない活動に取り組む傾向に大きな影響を与えるかもしれない。」
プロンプト2:
「相対的な強調が置かれる」「遠くまで影響を及ぼす」わかりにくい。
Chat-GPT-4o(2)
わかりました。より分かりやすい表現に修正します。
(1~2までは同じ)
3.the relative emphasis:
relative: 比較的、相対的
emphasis: 強調
「比較的強調」という意味。
(4は同じ)
5.has far-reaching consequences:
has: 「持つ」
far-reaching: 広範囲にわたる
consequences: 結果
「広範囲にわたる影響を持つ」
高校生にもわかる日本語訳
「子供の頃に試みることや成功することが比較的強調されると、大人になってからすぐに結果が出ない活動に取り組む傾向に広い影響を与えるかもしれない。」
もう少し簡単な日本語訳
「子供の頃に挑戦や成功が重視されると、大人になってからすぐに結果が出ない活動にも取り組むようになるかもしれない。
プロンプト3:「子供の頃に試みることと成功することのどちらがどの程度重視されるかということは」ではないのか?
(この英文の引用元である『新英文読解法』p249)
Chat-GPT-4o(3)
確かに、「試みることと成功することがどの程度重視されるか」という点を明確にするのは重要です。以下は修正した説明と翻訳です。
2.the relative emphasis:
relative: 比較的、相対的
emphasis: 強調
「どちらがどの程度強調されるか」という意味。
(これ以外はすべて同じ)
高校生にもわかる日本語訳
「子供の頃に試みることと成功することのどちらがどの程度重視されるかということが、大人になってからすぐに結果が出ない活動に取り組む傾向に広範囲な影響を与えるかもしれない。」
もう少し簡単な日本語訳
「子供の頃に挑戦や成功がどれだけ重視されるかが、大人になってからすぐに結果が出ない活動にも取り組むようになるかもしれない。」
プロンプト4:君はなぜ「どちらがどの程度重視されるかということ」の方がよいのではないかという僕の提案に説得されたのか?
Chat-GPT-4o(4)
あなたの提案に説得された理由は、原文の意図をより正確に反映していると感じたからです。原文の "the relative emphasis placed on trying and on succeeding" は、試みることと成功することのどちらがどの程度重視されるかという相対的な強調を示しています。以下に、具体的な理由を示します。
原文の意図:
原文は「試みること(trying)」と「成功すること(succeeding)」の両方に対して相対的な強調を示している。
「相対的な強調(relative emphasis)」という表現は、二つの要素(ここでは試みることと成功すること)間の比較を意味している。
より明確な翻訳:
「どちらがどの程度重視されるかということ」という表現は、試みることと成功することの両方に対する重視の度合いを比較するというニュアンスを含んでいる。
これにより、読者に対して原文の意図がより明確に伝わる。(ここまで)
参考書では、そして生成AIの解答ではなぜこのような解説・解答になるのだ?という点を忘れずに、「自分なりに決着がつく(ほぼほぼな特できる)まで問い続けることが重要だと思う(生成AIが間違っていることもあるので、最終的には自己責任による判断ですが)。
以上ご参考まで。