金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

ChatGPTに出力させた英文を覚える(一粒を3度楽しむ)

Understanding cultural diversity is essential for mutual respect and effective communication in an increasingly interconnected global society.

翻訳ストレッチの一貫として取り組んでいるシャドウイング用に昨日出力された英文だ(翻訳ストレッチでは2日に1度自由英作文と添削、シャドウイングの時間を15分取っている)。プロンプトは以下の通り。

Provide an informative English sentence with a difficulty level of TOEIC 900, around 20 words. The theme can be anything related to culture, education, science, business, sports, or other familiar topics to junior high school students. Please repeat the sentence twenty times. 

で出力されたのが冒頭の例文だ。familiar topics to junior high school students.としているのは、自分の英語力に合わせて、「英語のレベルは900で内容は中学生レベル」が僕の実力に合っていると思ったから。

最初はディクテーションのつもりで始めた。まず、聞きながらシャドウイング、だいたいできたと思ったら紙に書いてチェック。ChatGPTの音声はその間も流れ続けていて、だいたい10回ぐらいになる。スムーズに読めるようになるのは15回目ぐらい。先月ぐらいから英文よりも先に私が空で英語を言い、①音声が僕のシャドウイングになるような読み方にしようと思ってトライしているが、なかなかできないでいる(20回では無理です)。あと、②全部読み終わって一息ついた後に、全体の英語を繰り返すのもなかなかできない。この2つが今段階での課題だ。

それに加えて昨日ふと、この英語を書き出して覚えてみようと思い立った。

紙に書き出して机の上に置いておき、目に留まるたびに何度も空で言ってみる。「これはいいぞ!毎日やってみよう」と野心を抱いた。ところが今朝、丸1日たったところで思い出そうとしても英文が出てこない。これでは英文を毎日変えていたらとても持たないと思い、2日に1回(つまり2日かけて覚えること)にします。

一つの英文をシャドウイング、ディクテーション、メモライゼーションの3つで使う。いわば一粒で3度楽しめる教材の使い方のご紹介、ということで。

(余談になるが、上のプロンプトに答えるChatGPTは英文をランダムに出してくるはずなんだけど、同じようなテーマが繰り返されるような気がしている。理由は不明である)。