『スローでディープな英文精読』
「ある英文がよくわからない時、その英文とはちょっと違う英文をたくさん、そしてじっくり観察した上で元の英文に戻ってきてみると、すごくよくわかるようになっている。これは外国語を勉強していてとてもよく起こることである」今井・平沢著『スローでディ…
英語の参考書で、本文(原文と訳文)以外の、いわば付録と言うべき部分(「語註」「翻訳の視点から」「文法解説」「本文解説」)がこれほど面白い本はないと思う。著者の(いい意味での)オタク度に思わずグイっと引き込まれて、気が付くと本文を忘れて(?…
僕が大手書店員なら、山崎竜成著『知られざる英語の「素顔」-- 入試問題が教えてくれた言語事実 47』(プレイス)と今井亮一・平沢慎也著『スローでディープな英文精読』(研究社)に、「受験勉強に飽き足らない『大人』の皆様へ」というポップをつけて山川…
今朝の次のやり取りは面白かった。 (質問1)Corrad Barazuzutti grimaces with pain as attendants care for his twisted right ankle which occured in the second set. のwhichの先行詞は何か?それはなぜか? (ChatGPT)The antecedent of "which" in th…
今朝、4つの生成AIと次のようなやり取りをしました。ご参考まで。 (問い)You didn't have to go to all that trouble. I could have done it. と言う文章でのallの用法は、①「すべて 全員」の意味か、それとも②相手が払った「全ての手間」や「努力」を…
今井亮一、平沢慎也著『スローでディープな英文精読』(研究社) の第I部第3章、”The Myth of the Subjectless Sentence" By Jay Rubinの「日本語には主語がないのではなくて、代名詞が非常に少ないのだ」という主張は勉強になる。 (通常の英語)Cloquet an…