金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

『金融英語の基礎と応用』

『通訳翻訳ジャーナル2024年SUMMER』に寄稿しました。

『通訳翻訳ジャーナル』2024年夏号の特集「金融&IT分野の通訳・翻訳」で、「金融翻訳者になるための方法&ステップアップ法」という記事を掲載していただきました。日頃のブログやツイッターで書いたものをまとめたものです。『通訳翻訳ジャーナル』編集部…

「上がる」「下がる」関係については英語の表現の方が日本語よりも豊富(『金融英語の基礎と応用~』の裏話)(2016年4月18日)

『金融英語の基礎と応用』では、相場の動き(上がる、とか下がる)の表現をかなり取り上げています。 これは本をつくっていた3年間、毎朝30分ぐらいかけて読む新聞(日経と朝日)とテレビ東京の「モーニングサテライト」で見かけた、ちょっと気にとめておき…

「弁理士の先生からも『大いに使える』という嬉しいメール」(『金融英語の基礎と応用』)(2015年12月4日)

「弁理士の先生からも『大いに使える』という嬉しいメール」さる大手特許事務所のあるシニア層の弁理士の先生から次のようなメールをいただきました。この方からは最初「金融関係の仕事はしておりません。ご縁があってのことなのでアマゾンで注文させていた…

「気がかりだったこと」(2015年12月2日:『ティール組織』裏話)

実務翻訳に忙殺され、その合間に書籍が出てという大きな波が一応収束したのだが、僕の心にはここ2ヶ月ずっと引っかかっている事があった。 訳書2冊に手が着いていないということである。 「2冊」と言っても1冊は今年1月に校了し、出版社の事情で延び延びにな…