金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

出会ったことば:「乏しい人ほど装う。自信のある人ほど盛らない」(『はじめての胃もたれ』より)

(1) 2025年10月8日
「乏しい人ほど装う。自信のある人ほど盛らない」(白央篤司著『はじめての胃もたれ』p109)。

毎日5分ほどずつ読んでいるこの本の著者は僕より15歳下。なのに、「酒が飲めなくなってきた」とか「健康のことを考えてよく噛むようになった」といった同書に書いてある食欲や健康に関する実感がいちいち今の僕に当てはまるのはなぜだろう?わかりやすい解釈は、①白央さんが年寄りくさい。次に②僕が若い。どちらも当てはまらなさそうだ、と読みながら最近一番ピタリときた解釈は、「この本の射程が広い」ということではないか。現在4回目の通読中。毎日学ばせてもらっています。

(2) 2016年10月8日
見たものは、忘れる。見つけたものは、忘れない
(映画館「ポレポレ東中野」の館内ポスター)

(3) 2016年10月8日
自分が何を書きたいかより、どういうことを書いたらウケがいいかを優先しすぎると、自分の想いと離れた空々しい意見しか出てこない
(『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニーPHP新書