昨日も1日仕事。夕方に散歩。マンションの出口で「ランタスティック」をスタートさせようと携帯を覗いていたら「お父さん、歩くときぐらいそういうの止めてって言ったじゃない」「は~い」とポケットにしまおうとすると、「家に置いてくる!!!」「は、はい」。
当分散歩なので記録できねーなーと思って外に出ると「お父さんは一日中仕事で電磁波の近くにいるんだから、せめて散歩するときぐらい体から離しておきなさい」。で30分ほど散歩した。
昨日ふと気がついてアマゾンを覗くと、出ていた。
昨年春にある出版社からある本の翻訳をオファーされた。僕が喉から手が出るほどやりたいテーマだったのだが何と23万ワード。「半年で」。2日悩んで、尊敬する翻訳者の方にも相談してその翌日に電話。「無理です」。2週間ぐらいくやしかった。昨年あるパーティーで担当編集者の方に尋ねるとお「いや~、ちょっと遅れていて」。
先日日経に著者インタビューが出ていたのでそろそろかなと思っていたのだ。話が来てから1年半。結果論だが僕でも出来ていた計算になる。「あ~あ」。
気分的には所属事務所を辞めた天野アキが、その後にGMT5の活躍をステージで見て「あそこにアタシが立っていたはずなのに」てな感じか。
逃がした魚は大きいことを嘆いていたら妻から言われた。「でもそれは結果論じゃない。あの時のお父さんはできないと思ったし、もし引き受けていたら半年の地獄に入っていたわけでしょ。他の仕事も全部断って」「そうだよなー」「体も壊していたかもしれないじゃん」「でもこうなっちゃうとなー」「そういうガツガツしたところがお父さんの首を絞めちゃってんじゃない。もっと悠然と構えなさいよ。ボーッとしなさいよ。なるようにしかならないと思えばいいじゃん」。はいわかりました。翻訳者はかなり有名な方。この人だから出来たんだ。待ってもらえたんだ、僕では無理だったんだ、と思うことにする(いや、実際そうだったんだろう)。でもちょっぴり残念!