(1)昨年の今日
リベラリズムは「誰でも他人に迷惑をかけない限り自由にふるまえる」という思想だ。だが他人に危害を及ぼすならば、自由の制限もやむを得ない。感染症の広がりを防ぐ私権制限は、リベラリズムで正当化できる。
(「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論 哲学者が考えていること(3)(3)国家や社会 現実の中で考察「何を重視するか」問うコロナ禍 萱野稔人―2020年7月22日付け日本経済新聞)
「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論: 日本経済新聞
(2)2年前の今日
触れるということは「手当て」、人を癒やす力になる。
(私の履歴書 中嶋常幸「大スランプ――賞金シード陥落 116位に 妻の支え・宗教で光見いだす」2019年7月23日付日本経済新聞)
(3)3年前の今日
伝統的なうそは、まず正しい現実があることを前提としてそれを隠すことを言う。一方、現代のうそは、「何が現実なのか」という基本自体を破壊する。
(「冷笑主義、社会を覆う?」 2018年7月23日付朝日新聞33面)
(3ページ目)紙面で振り返る、赤坂自民亭から加計問題まで2018年前半「政治的うそ」 | 文春オンライン
(4)4年前の今日
私は日本の詩歌を知ることは、日本語を最も深いところで知ることだと考えている。
『第四 折々のうた』大岡信(岩波新書)「あとがき」p189
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