金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

出会った言葉(昨年~4年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)⑰

(1)昨年の今日
リベラリズムは「誰でも他人に迷惑をかけない限り自由にふるまえる」という思想だ。だが他人に危害を及ぼすならば、自由の制限もやむを得ない。感染症の広がりを防ぐ私権制限は、リベラリズムで正当化できる。
(「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論 哲学者が考えていること(3)(3)国家や社会 現実の中で考察「何を重視するか」問うコロナ禍 萱野稔人―2020年7月22日付け日本経済新聞

「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論: 日本経済新聞

(2)2年前の今日
触れるということは「手当て」、人を癒やす力になる。
私の履歴書 中嶋常幸「大スランプ――賞金シード陥落 116位に 妻の支え・宗教で光見いだす」2019年7月23日付日本経済新聞

中嶋常幸(22)大スランプ: 日本経済新聞

(3)3年前の今日
伝統的なうそは、まず正しい現実があることを前提としてそれを隠すことを言う。一方、現代のうそは、「何が現実なのか」という基本自体を破壊する。
(「冷笑主義、社会を覆う?」 2018年7月23日付朝日新聞33面)

(3ページ目)紙面で振り返る、赤坂自民亭から加計問題まで2018年前半「政治的うそ」 | 文春オンライン

(4)4年前の今日
私は日本の詩歌を知ることは、日本語を最も深いところで知ることだと考えている。
『第四 折々のうた大岡信岩波新書)「あとがき」p189
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