金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「僕らみたいに才能がないのはやりまくるしかないんだ、人が休んでいる間に」:出会った言葉:3年前~5年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(226)

(1)3年前の今日
食べ物を粗末にすればバチがあたる。家や学校でそう教えられてきた若者が、初めて店で働く。体験するのは食品の「大量死(廃棄)」だ。日々棚の売れ残りを集めゴミとして捨てたり、ノルマの季節商品を店主と店員が押しつけ合ったり。心の奥で食への感覚が変容し始めているとしたら、動画投稿うんぬんより問題の根は深い。
(「春秋」2019年2月24日付日経新聞

www.nikkei.com

(2)4年前の今日
例えば衣料品をたたみ直す「おたたみ」がある。これを単純作業と思えば面倒な仕事になるが「なぜ、この仕事をするのか」と考えるとおのずと答えが出てくる。「商品を見やすくして買っていただくためのもの」。こう思えば創造的な仕事になる。「何のために、誰のために、どうして」の再認識だ。
松井忠三私の履歴書」2018年2月19日付日経新聞より)

www.nikkei.com

(3)5年前の今日
「才能が欲しい。才能がないからやりまくる、作りまくるしかないんですよね、僕らは。才能がある人はパパッとできちゃうんだろうけどな。僕らみたいに才能がないのはやりまくるしかないんだ、人が休んでいる間に。」
(フレンチシェフ・浜田統之 2/20 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

www.nhk.or.jp