金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

普通の女の子

北京五輪の終了とともに、相方のおおむね4年に1回の『YAWARA』通読もほぼ最終巻まで来たようです。

「もう10数回めなのに、毎回ドキドキしちゃうのよ」
「面白いからだろ」
「そうじゃなくて、ストーリーを覚えてないの」
「へ?」
「もちろん、大枠は覚えているけど、細かい話は忘れちゃうのね」
「なるほど」
「だから、毎回『どうなるのかしら?』と思いながら読むんで楽しいのわけ。毎回ゲラゲラ笑っちゃうわ・・・ところで、あたし今回読み直して、改めて気がついたことがあるの」
「何かね?」
「『YAWARA』って、登場人物のキャラが立っているのね」
「ジゴローさんも、不二子さんも、松田さんも、さやかさんも、風祭さんも・・・。それぞれ独り立ちで漫画できそうじゃない?」
「そうだなー」
「で、その中で最もキャラが立っていないのが、柔ちゃんだったのよ」
「なるほどー」
「何の特徴もない、どこにでもいる可愛らしい女の子」
「そうかー」
「ただ、柔道がとっても強いのね。そこが違う」

「それって一つの『キャラ』だろ」
と思ったけども黙っていました。