金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

宝物みたいだったんだ:出会った言葉(2年前と3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(51)

(1)2年前の今日
(『こども六法』には)いじめが特に、犯罪に該当することが平易に説かれている。14歳未満でも少年法により審判に付され、保護処分を受ける。加害者の親は損害賠償責任を負う……。きみが発するSOSは、法と正義にかなう。学校教育が見過ごしてきた視座だ。
(「春秋」2019年8月31日付日経新聞

www.nikkei.com

(2)3年前の今日
「社会を甘くみるな 勉強を怠るな」「学者になるな 芸術家になるな」「無意味に見える仕事も厭がるな」「出入りの商人に威張るな」「仕事の手順は自分で考えろ」「重役は馬鹿ではないし敵でもない」「金をつくるな 友人をつくれ」「新人殺しに気をつけよ」「正しい文字を書き正しい言葉をつかえ」「愚痴を言うまいこぼすまい」「思想を持て ヴィジョンを描け」「節を屈するな男の意地をまげるな」
(磯崎清五郎「一家に一冊、山口瞳」『山口瞳 江分利満氏、ふたたび読本』p27)

www.amazon.co.jp(3)4年前の今日

宝物みたいだったんだ
宝物みつけたみたいに嬉(うれ)しかったんだ
よしだよしこ
・・・福島県いわき市の焼き鳥屋で、店主がふとつぶやいた言葉・・・「昔原発で働いてた」彼は、福島第一原発近くの郷里で3週間両親を捜し歩き、ついに父母の亡骸が見つかった時のことを、焼く手を止めずに微笑みつつこう語る。その悲しみに想像が追いつかない。(2017年8月29日 折々のことば)

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