金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「先生」と言われるほどの馬鹿でなし

僕の大学時代のゼミ教官にして今の勉強会で僕らを指導してくださるY先生は、僕の学生時代から今に至るまで首尾一貫して「先生」と呼ばれることを頑なに、その都度拒否されてきた。だからかな、「先生」と呼ばれることに何の抵抗も示さない人を僕はどこかで信用していない。

もっとも僕はその方をつい「Y先生」と呼んでしまうことがある。心から尊敬しているからだ。そしてその度に「『先生』を止めてくれ」と言われる。「スミマセン」と言って「さん」づけに直すんだけど、そのうちまた・・・という関係。

ボクですか?ボクも時たま間違って講演会や勉強会の講師をさせていただくことがありますが、毎回お断りしています。せめてそれくらいは真似して、少しでも近づきたいから。