金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

産業翻訳者の陥りやすい罠(文芸翻訳教室で打ちのめされる)

昨日は夕方から金子靖先生の文芸翻訳教室に参加したが、見事に打ちのめされました。 テキストの読みのポイントは時制(過去完了形)と助動詞だったのだが、ものの見事に授業の狙い通り(あるいは先生のご期待通り)(?)読み間違っており、さらに全体の中で…

見た瞬間に分かる「不慣れ」

明日(25日)がほとんど稼働できないことがわかっているので、昨日と本日はソースクライアント2社からの仕事と書籍に邁進するつもりが、某翻訳会社からQAを頼まれていたことを思い出す。想定時間は2.9時間。始めてすぐにこの翻訳者valuationを「値ごろ感」ov…

カメラを対象に向けるのが辞書引きで、焦点を絞るのが翻訳(かも)

今朝の翻訳ストレッチ(原文訳文書き写し)から (原文)To assess the issue empirically, we looked for measures of risk in those markets to see if they correlated with the spread.One good measure of risk is the difference between interest rat…

訳書は営業ツール

昨日は20数年前にスイスで一緒だったSさんと食事。Sさんには前回『ブレイクアウト・ネーションズ』出たときにお会いしているので1年ぶりになる。ごちそうになることがわかっているので三越でGODIVAのチョコを買って持っていく(奥さんがチョコ好きはわかっ…

「寂しいナー」(スポーツ強豪校に子どもが入るということ⑥)

関東大会予選の県大会、次男(高3)はまさかの初戦負けだった。親も悔しかったが本人はもっともっと悔しかったに違いない。試合後に先生と話している時にしきりと顔を腕で拭っていたから泣いていたのだろう。帰宅した時にはサバサバしていましたが。U高の他…

「アロマ」(2014年5月)

つい5分ほど前の会話。 「はい、お父さん、アロマ」「ありがとー」 2週間ほど前からアロマを木片に垂らして袋に入れ、首からぶら下げるようになった。たけしの番組でこうすると認知症が防げるとあったかららしい。 「アタシ何となく、これするようになってか…

彼我の差(2014年5月)

卓球中国と卓球日本(女子)との実力差は、本日の日経新聞に出ていた村上監督のコメントに凝縮されていると思う。 「以前ならボールに触れなかった。今日はラケットに当たった。差は縮まっている」。 これ、マジなコメントですよ、あなた。 私はかつて怪物と…

冷蔵庫の横のポストイット

我が家の冷蔵庫の横にはポストイットでいろいろな妻のメモが貼ってあります。 ほとんどが料理のレシピなのだが、中に2つだけ人生訓のようなものが貼ってある。そのうちの一つがないことにさっき気がついた。 「聞き流す。やり過ごす。なかったことにする」夫…

時差出勤(?) ー 外国からの送金手数料の負担を飲ませて仕事を受ける

一昨日の夜に品質管理の依頼があって短いものだったのでオーケーと返事したのだが原稿が来るはずの13時30分になっても来ない。おかしいなと思っているうちに忘れてしまった。夕方5時に「受けてくれてありがとう」のメール。「もう締めきり時間過ぎてるよ」と…