金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「寂しいナー」(スポーツ強豪校に子どもが入るということ⑥)

関東大会予選の県大会、次男(高3)はまさかの初戦負けだった。親も悔しかったが本人はもっともっと悔しかったに違いない。試合後に先生と話している時にしきりと顔を腕で拭っていたから泣いていたのだろう。帰宅した時にはサバサバしていましたが。U高の他のメンバーは凄かった。ダブルス優勝と準優勝。8チーム出場のうち4チームが関東大会出場。シングルスもキャプテンのA君が準優勝。チームメイトが頑張っただけに余計にショックだったのかも。でも勝負は時の運。よく頑張りました。

M原市民体育館から駅までの帰り道。妻はしきりと「寂しいナー寂しいナー」を繰り返した。試合の結果についてではない。「だって来月(インターハイ予選)が終わったら、もうこうして応援に来ることもなくなるじゃない」「そうかもなー」「寂しくなるわ~」

「心配するな。管理組合の役員が終われば俺が卓球に復帰するから。応援に来ればいいじゃん」「そういう問題じゃないの。なーんか、子育てもう終わりみたいな気分になっちゃって」「そうかもな~」

昨日は練習会場に向かいながらふと「お母さん、今日は母の日だね。いつもありがとう」と言ったところ「お父さん、今花屋さんの前通って思い出したんでしょ」と。「偶然だよ-」と言ったが図星だったかも。

「期末試験」(スポーツ強豪校に子どもが入るということ④) - 金融翻訳者の日記