金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2013-01-01から1年間の記事一覧

僕が定期的な講師業を引き受けられない理由(2013年2月24日)

昨日は翻訳学校S社の講座の資料作りをした。2007年にJTFで3時間、JATで90分の講義を持たせてもらった。その時の資料の一部を「使い回す」ことにした。 テーマは前者が新人翻訳者の心得で後者が自己啓発。JTFの講義には準備に60時間かけた。講義料は2万円。 …

翻訳者兼営業担当(?)(2013年2月14日)

本日、出版社から献本先を相談された。 今回の書籍に関しては、はっきり言って私は出版社の営業活動にかなり貢献していると思っています(まだどうなるかはわかりませんが・・・全然売れないかもしれないしね。ただこういう形でライブ的に書いておくことも悪…

翻訳者の営業努力(2013年2月)

本日、出版社から献本先を相談された。 今回の書籍(『ブレイクアウト・ネーションズ』)に関しては、はっきり言って私は出版社の営業活動にかなり貢献していると思っています(まだどうなるかはわかりませんが・・・全然売れないかもしれないしね。ただこう…

翻訳者のスケベ心(2013年2月13日)

毎回思うんですが、書籍の翻訳って、やっている時はコツコツ地味な作業がずーっと続くんだけど、原稿出して、ゲラ修正するぐらいから段々山っ気が出てくんだ。 「当たんねーかなー」って。 アマゾンで順位をチェックしちゃったりしてさ。著者は8掛けで売って…

本と読書と読み聞かせが大好きなお母さんの物語(2013年12月)

「ウチは家中絵本だらけ。子どもが小さい頃から熱心に絵本を読み聞かせしていたの。私自身も本は大好き。もちろん読み聞かせも大好きで、自分の子どもだけじゃなくて遊びに来た子どもたちにも読み聞かせていたわ。 こどもを本好きにしたいと思ったので夜寝る…

翻訳上のキモ(2013年2月8日のFB日記より)

自分がもしかしたら翻訳力が少しはついたのではないか、と思った瞬間の一つは、「この英語はどういう意味だろう?」ということではなくて「著者はなぜここでこの表現を使っているのだろう?」ということを意識している自分に気がついた時だった。 4~5年前…

悪い例(2013年2月)

よーし。今日はゆっくり起きて気分もすっきり。ひさしぶりに時間もあるし、今日はゆっくり仕事をしながら半年ぶりに礼武卓球道場の午前クラスに参加するぞ!・・・と思っていたのですが。 以下は今朝本当にあった話。 「朝のテレビ体操」の時。木曜日はラジ…

投資と浪費(2013年1月)

高校生の息子はかなり大きめの弁当を持って行っているのですが、妻は小腹が減った時のおやつとしてコッペパンにマーガリンを挟んだものを2個、ラップで包んで持たせている。それを食べずに(食べる暇がないか、菓子パンを買ってしまって)持って帰ってくるこ…

「体罰について」(桜宮高校バスケットボール部体罰事件を知って)(2013年1月)

小学5年の時の担任はK大学体操部出身のバリバリの先生で、僕は1日に1回は叩かれる(おでこの所を張られる)か、足の太ももの所を蹴られるか、竹刀でで叩かれてた。 札幌オリンピックの開会式の日のことは忘れられない。僕は朝の掃除の時間に友人のNとふざけ…

フリーランスだからこそできる:休日の即時対応

1時間ほど前のソースクライアント(金融機関)からの電話 「あ、鈴木さん、ウチのアナリストが1本レポート書いたんですけど翻訳よろしいですか?」「了解で~す」。「お休みのところ、ごめんなさいね」「え~ご配慮ありがとうございます・・・休んでないです…

翻訳で食えている人は・・・(2013年1月)

「そこまでやる!」「いい加減にして下さい」「もうやめてくれ」 ・・・統計を取ったわけではないが、翻訳でとりあえず食えている人は、これまでの翻訳人生のどこかで、家族か、友達か、兄弟か、同僚から上のいずれかを言われたことがあるらしい。 ちなみに…

1989年のオリコン1位(2013年1月)の歌詞は今の若者には意味不明かも

ランチタイムに「紅白歌合戦」の後半を早回しで観る(僕は後半の時間帯は熟睡していたもので・・・)。 プリンセス・プリンセスの「ダイヤモンド」。 「いや~この歌全然古くね~な」と僕が叫んだ刹那に「針が下りる瞬間の~」という歌詞がかぶって妻が(僕…