金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

本と読書と読み聞かせが大好きなお母さんの物語(2013年12月)

「ウチは家中絵本だらけ。子どもが小さい頃から熱心に絵本を読み聞かせしていたの。私自身も本は大好き。もちろん読み聞かせも大好きで、自分の子どもだけじゃなくて遊びに来た子どもたちにも読み聞かせていたわ。

こどもを本好きにしたいと思ったので夜寝るときも読んで聞かせて、それはもう一生懸命頑張ったの。

一方、ご近所の遊び仲間のU君はご両親が共働きで全くの放任。本も全然ないらしくてウチの本を貸して上げたんだけど小さい頃は全然読まなかったみたいで、気の毒だから時たまウチに泊めてあげて読み聞かせしてあげてた。

・・・で、小学校に上がり、中学校に入っても私はウチの子どもに「読書、読書」って言い続けて私も本が好きだから家中本だらけ。

デモデモ、うちの子本嫌い、勉強嫌いになっちゃって。今2浪中。

放任主義のU君の家、そのままずっと放任主義だったみたいなんだけどそのうち自分から本を読むようになったんだって。

で、現役で京都大学に受かって2年生よ、今。ホントわかんないわよねー」。

・・・という話を散歩しながら妻から聞いた。

絵本の読み聞かせの講師の方の話らしい。
その方はとっても素晴らしい読み手なんだとか。