本日、出版社から献本先を相談された。
今回の書籍に関しては、はっきり言って私は出版社の営業活動にかなり貢献していると思っています(まだどうなるかはわかりませんが・・・全然売れないかもしれないしね。ただこういう形でライブ的に書いておくことも悪くなかろうと思い書いているわけ)。
Y崎T彦氏が自分のブログに著者論文を絶賛する文章を書いていたのを見つけ、1度しかお会いしたことのない方に、「あとがき」に使わせて欲しいと直接依頼したのは私。
その後吉Z氏を出版社に紹介し、帯広告を依頼することを提案し、依頼のタイミング、依頼の仕方(メールの文面)まで担当者に提案したのも私である。元々吉崎氏が著者を高く評価してくれていたという事情があったにせよ、私はそこのタイミングを捉えて翻訳者というよりは営業担当者として動いたわけです(もちろん、私は自分の立場を明確にして依頼しました)。
先週の番組で取り上げられたのは訳書ではないし、そもそも出版社が帯広告の依頼をする以前から、既に原著をお読みになっていたY崎氏は、番組のテーマ似合っているので、元々原著の紹介をするつもりだったらしい。彼からみると「いいタイミングで訳書が出てくれた」というのが本音だと思います。私にとっては「運が良かった」。
ただし結果として10分間も、事実上本の内容が紹介されたのは事実だ。これは広告効果としてはデカイ。しかも「月末に訳書が出ます」との注釈付きで。
出版社の方針なのか、担当者の方の方針なのか、はたまた、以上述べたような経緯で吉崎さんを引っ張ってきた私に対する評価なのか?その辺の所はわかりませんが、ただし、献本先を相談されたことは初めてです。
出版社は本を色々な所の書評で取り上げてもらうために出版直前に大手のメディアに本を進呈するという営業活動を行います。
だから私のもらったリストもだれでも知っているような大手の雑誌や新聞名や有名人が並んでいた。
そこのところの土地勘は私にはないのでわからない(先方にお任せ)のだが、書籍の内容から言って読み手は限られる。つまり私の実務翻訳のお客様関係だと思ったので、
大手の金融機関、シンクタンクおよびかなり専門性の高い新聞雑誌を提案した。
要するに「書評効果」もさることながら「口コミ効果」を狙おうという作戦です。
私のはあくまで参考意見なのだが、さあ、どうなるだろう?