金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

翻訳ストレッチ内訳(2023年3月末時点)

翻訳ストレッチを始めて15年ぐらいになるでしょうか。試行錯誤を重ねながら内容も少しずつ変わってきていますが、この半年ほどは、ほぼ以下の内容で固まっています。

(1)毎日:比較的短い英文解釈:次の4冊から2冊ずつ(15分×2)

佐々木高政著『英文解釈考』(金子書房)
小倉弘著『難構文のトリセツ』(かんき出版)
中原道義著『新英文読解法: 本格的な読解力を確実に』(金子書房)
山崎竜成著『知られざる英語の「素顔」-- 入試問題が教えてくれた言語事実 47』(プレイス)

(2)2日に1度:比較的長い英文解釈:次の5冊から1冊(15分)
伊藤和夫著『英文解釈教室 改訂版』(研究社)
多田 正行著『思考訓練の場としての英文解釈(1) 』(育文社
原 仙作・中原道喜 著『英文標準問題精講』(旺文社)*
柴田耕太郎著『翻訳力錬成テキストブック』(日外アソシエーツ)*
奥井潔著『英文読解のナビゲーター』(研究社)
*は現在2巡目

(3)2日に1度((2)と日々交代):比較的長い英文読解
神部 孝著『TOEFL ITP(R)テストリーディングスピードマスター 』*
現在2巡目。復習が終わったら別のTOEFL本に移る予定

(4)毎日5分
小倉弘著『冠詞のトリセツ』(かんき出版)*
*現在2巡目。全文暗記(日本語を見て英語で書けるようにする)トライ中。

(5)毎日10分:原文と訳文の書き写し
『絶望を希望に変える経済学: 社会の重大問題をどう解決するか 』バナジー、デュフロ著、村井章子訳(日本経済出版)

(6)日本語の文章の音読(5分x1~2冊)
音読したい本を20冊ぐらい用意しており、その時々に1~2冊読んでいます。

ここまでで計65分~70分ぐらいです。

(番外)オンライン英会話とNHKラジオ講座
昨年9月に独立20年となり、何か新しいことを始めようと考えた結果、11月からkimin(i学研のオンライン英会話)を始めました。毎日ですが、これまで時間の間違いや突然の仕事等で6日欠席した以外は連日続けています(休講日を除く)。

kiminiに決めたポイントは二つ。①学研なので運営会社に安心感があった。②値段が安い、の2点です。無料体験の2校めがこちらで、確か10日間の無料体験を経てそのまま入学しました。

満足度は高いです。優秀な先生方がたくさんいらっしゃいますし、教材も山ほどあり、しかも年に何回か新しいシリーズが入ってきます。それと始めてみて実感したのは、バックオフィスがしっかりしているということ。何かトラブル(と言ってもこちらが「トラブル」と思ったことの大半は僕がシステムをよくわからなかったことが理由)があって質問メールを送ると、半日もたたずに丁寧なお答えをいただけるのはっ心強い。

僕は他の学校の仕組みを知りませんが、別のオンライン英会話学校に入っている友人たち(入学前に3人の方に話を聞きました)の話によると、どこもさほど大佐がないようです。講師は全員フィリピン人だ、という点が安い理由の一つです。半年近く通ってわかったのは、彼らの学校教育は(小学校から)すべて英語だ、ということです。その意味ではほぼネイティブに近い。だから彼らの英語力には何の心配もありません。たとえて言えば外国に行ってお互いに外国語で会話をしている感じかな。

「とにもかくにも早く始めた方が得」とは友人たちからも聞いていたし、最近英語学習特集をした週刊誌にも書いてありましたが、実際僕もそう思います。

また昨年12月から、オンライン英会話の「口慣らし・耳慣らし」として「NHKラジオ英会話」(月~金)、「NHKラジオビジネス会話」(土日:通常木、金のインタビュー回)をテキストなしで聴きはじめました。レッスン予約時間の30分前から聴き始めます。オンライン英会話ほどではないですが、8割ぐらいは聴いていると思います。

なお、ラジオ講座終了後にオンライン英会話のテキストを数回読んで(予習した)上でオンライン英会話の授業に臨んでいます。そして授業後にテキストを再び1~2回音読し、その後に翌日の授業を予約します。お気に入り先生は現在10数人。最も気に入った先生も週に1度までとし、なるべく多くの先生の授業を受けるようにしています。