これまで訳書を18冊、著書を1冊経験しただけですが、その差を一言で言えば:
訳書は「地道に積み上げていくもの」
著書は「産みの苦しみの後は一気に動かすもの」
という感じでしょうか。
『金融英語の基礎と応用』は、それまで地道に積み上げていたものをどう見せるか?のアイデアが思いつくまでに3年近くかかったのでよけいにそう思うのかもしれません(思いついてからは半年でできた)。
ただ、あの一冊を通して、文字通りもがき苦しみながら「ゼロから1を生み出すのがいかに大変か」を身体と頭で体験したという実感があります。