金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない」:出会った言葉:2年前~3年前の今日、FBお友だち限り投稿への書き込みより)(242)

(1)2年前の今日
日本語にない発想を理解して訳そうとするときには、「英語→日本語→事柄」という手順ではなく、「英語→事柄→日本語」という順序をたどらねばならない。
(伊藤和夫著『英文解釈教室(改訂版)』(研究社)p17)
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*本日の言葉:先週後半から翻訳ストレッチのポートフォリオを若干組み換えておおむね1①「原書/訳書の書き写し/文単位の音読」②「原書/訳書のパラグラフ読み」③「英文解釈」④「英文法/英作文」⑤「音読(日本語/英語)」に整理した。何も考えずに読みたいもの、学びたいものを増やしたり減らしたりしているうちにこう整理できることに気がついたのだ。時間も、全部に取り組むと90分を優に超えるようになった。要するに中学生のお勉強みたいになったわけ。別にこうしようと決めたわけではなく、また変わるかも。
なお英文解釈は『英文解釈教室』『思考訓練の場としての英文解釈(1)』『英文解釈考』の3冊に順に取り組んでいく(それぞれを3日に1度学ぶ。時間は10分ぐらいかな)。引用句は翻訳者としては常識ですが、結構原文に引っ張られがちになるので気をつけたい。

(2)3年前の今日
「生き様」というのは僕にはよくわからないですけど、ま、「生き方」というふうに考えれば、(先ほどもお話しましたけれど)他人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。あくまでも秤(はかり)は自分の中にある。それで自分なりに、その秤を使いながら、自分の限界をみながら超えていく、ということを繰り返していく。そうすると、いつの日か、「こんな自分になっているんだ」っていう状態になって、だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないっていう風に思うんですよね。
何か、一気に・・・一気に何か高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられない、と僕は考えているので、地道に進むしかない。ま、進むというか、進むだけではないですね、後退もしながら・・・ある時は後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを、信じてやっていく。でもそれは正解とは限らないですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でも、そうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない、と言うか、まあ、そんな気がしているので。

そうやって、自分なりに重ねてきたことを、今日のあのゲーム後、ファンの方の気持ちですよね、それを見た時に、ひょっとしたら、そんなことを見ていただいていたのかな、とというふうに。それは嬉しかったです。ま、そうだとすれば凄く嬉しいし、そうじゃなくても凄く嬉しいです。 
(2019年3月21日のイチロー選手引退会見からの書き起こし。26分ぐらいからの4分間)

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