金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「青春の特権は、「なんでもできる」ではなく「なんでもできると思える」ところにある」:12月20日に出会った言葉

(1)2019年12月20日
「自分なりの言葉」で、「自分の理解の仕方をわかりながら」「自分を元気にする言い方」で言えたら、サイコーだな
(『言語表現法講義』p101。加藤典洋著 岩波書店
これは「第一は誠実さ」「第二は明晰さ」「第三はわかりやすさ」を文章の理想とする、という鶴見俊輔さんの言葉を加藤さんなりに言い換えると、という文章です。鶴見俊輔といえば、『鶴見俊輔伝』黒川創著(新潮社)が大佛次郎賞を受賞したと昨日の新聞にありました。読みたい。

https://www.amazon.co.jp/dp/4000260030

(2)2018年12月20日
青春の特権は、「なんでもできる」ではなく「なんでもできると思える」ところにあると、19世紀のロシアの作家(トゥルゲーネフ)は言う……一方、すぐにこの世から失せる身、できないことは何もないと、怖じ気なく思えるのが老いだとすれば、それも捨てたものではない。
(折々のことば 2018年12月20日日本経済新聞

www.asahi.com

(3)2017年12月20日

大学って、早く出たいけどずっといたい不思議なところですね。
谷口キヨコ
(2017年12月17日付朝日新聞「折々のことば」より)

ujikenorio.hatenablog.com