金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

オンライン英会話無料体験レッスン体験記③ ビアノのレッスンに似ている

オンライン英会話の無料体験レッスンをこれまで5回(A校で2回、B校で3回)経験して実感するのは、ピアノのレッスンに似ているということだ。

レッスンだけでは上達しない。日頃の練習の成果を出し、先生から軌道修正の提案を受け、それに基づいて再び練習するとともに、「またやろう!」という動機付けとする「場」なのだ。

子どもの頃の僕は、普段は何もせず、当日になって前回出された課題を慌てておさらいしてからレッスンに臨んでいた。続けられなかったわけだ。

オンライン英会話無料体験レッスン体験記②「自分の方ができるかも?」と思った瞬間

僕は英語の分かる相手に対して英語を話す機会を増やしたいと思ってオンライン英会話のレッスン取ろうとしている。だから、相手がネイティブでなくてもよいと思っていたのだけれど、今日のレッスンの最中に一瞬、「もしかしたらこの先生よりも僕の方が英語ができるのでは?」と感じた瞬間があった。僕が発した単語を(恐らく)先生が知らないのでは?と思って言い直した場面があったからだ。

こういう感覚はおそらく初めてだ。

だからどうだというわけではないが、こういう意識が今後大きくなってていくのか、それともやっぱり気にならないのかは今はわからない。

いずれにせよこういう体験は1度や2度の「お試し」ではわからないな、とは実感した。

オンライン英会話無料体験レッスン体験記(受けながらの感想です)

この2週間で、A校(無料体験2回)、B校(無料体験10日。その後初月の授業料は1000円)の体験レッスンを受けての感想を書いておく。随時更新していく。

現状:オンライン英会話の無料体験、2校目B校の2日目が終わり、本日(2022年11月2日)3回目のレッスンとなる。確かあと1週間無料体験を受けられる。

A校は2レッスン無料で、あらたに申し込まない限り進まない(「自動で有料にならない点が安心」というのが一つの「売り」になっている)。

B校は最初にクレジットカード番号を登録し10日間無料。その間に解約しなければ自動で翌月の授業料が発生するが、初月は1000円(1日ワンレッスン)。他の学校にも当たっていることを正直に明かした上で1カ月でいったん辞めて、その後復帰できるかと尋ねたところ、退会になると再開したときに情報を入れ直さなければならないので、休会にしたらどうかと勧められた(お金はかからない)。

最初は、無料体験レッスンは2レッスンで十分だと思ったが、10日間受けることになると、先生の評価や疑問点にもいろいろな疑問点が出てくる。二人経験して、コースもいくつか試してみたくなる。質問すれば回答も来る。そういう様子を一通り知るにはやはり10日ぐらい「お試し期間」(全部無料である必要があるかどうかは別として)があった方がよいという気がしてきました。

(ネイティブか、フィリピン人かについての今段階での感想)
A、B両校とも全員フィリピン人講師。ネイティブに比べるとコストが安い(半分ぐらいか)。テキスト使って普通にしゃべっての25分のコースをいくつか受けると、相手の発音で気になることは時々あるけれども、僕のように、人に対してなるべく多く英語を話したい、それを理解してもらいたいと思っている人間には、相手が英語をスムーズに話せさえすれば、発音が英米人並みかどうかはあまり関係ないような気がします。
どうせ1日に1回は米国のニュースを見聞きしているので。

(今段階での疑問点)
1日25分のレッスンを毎日受ける必要があるのか?が今ひとつわからない。1日はレッスンを受けて(というか、人相手に自分で英語を話す機会を作って)、もう一日は、たとえばNHKラジオ英会話取り組むというのはありかも。その方が安いし。
僕の場合、NHK英語会話はテキスト不要で十分に練習できる。何度か試してやってみたが間違いない。だったら1日置きにそうする方法もあるかもしれない。

(無料体験の回数について)
オンライン英会話の無料体験が1回というのは無理がある。

実店舗ではないので、直接学校を訪ねて学校の雰囲気を知ったり、担当者と会えるわけではない分、信用性が低い。だとするとそれを補うだけの体験をさせないと申込者は安心しない。直接行けば1回で判ることがオンライン英会話ではわからない。オンライン英会話学校が(リアルの学校とは違って)無料体験の期間や回数を長くすべき理由はそこにあると思う。さまざまな仕組みに慣れたり、少し様子がわかって学校を信頼できるようになったりするまでの期間を考えると、1週間とか10日、あるいは5回を無料、初月半額など、入り口と出口のバーを低く(気軽に止めやすく)するのが、受講者のみならずビジネス上も有効だと思う。

まだ無料体験中のオンライン英会話学校(B校)から授業料値上げの案内が来た。これだけの円安だ、当然だと思う。そして、値上げしても1カ月で6500円程度というのは、先生の質がやや下がっていたとしても受け入れ可能だと感じた(B校の方が若く、学歴がやや弱いといういう印象)。そもそも月額何万円も使わないと決めた時点であきらめている要素はあるのでなーんの問題もない。

『ベンチャーキャピタル全史』をご紹介いただいたメディア

出版からそろそろ3カ月。本書に関しては日本経済新聞、読売新聞をはじめ、さまざまなメディアで取り上げられました。感謝と

(1)日本経済新聞 書評(2022年12月3日)*有料記事です。

www.nikkei.com

(2)読売新聞の書評(2022年12月11日)*公開されています。

www.yomiuri.co.jp

 

(3)『エコノミスト』誌2022年12月6日号に掲載された諸富徹・京都大学大学院教授さんの書評です。*有料記事です(Japan Knowledgeの会員の皆様はご覧いただけます

japanknowledge.com

 

(4)XTech Ventures様との対談:ツイッターでのやりとりがご縁で、ベンチャーキャピタル業界でトップを走る手嶋弘己さまとの対談が実現しました。

xtechventures.notion.site

 

(5)フライヤーCEOの大賀康史様の書評です。

shuchi.php.co.jp

(6)新潮社『波』2022年10月号に掲載された清水洋(早稲田大学商学学術院教授)さんの書評です。

ebook.shinchosha.co.jp 

 

(7)『週刊東洋経済』に掲載された慶応大学総合政策学部准教授 琴坂将広さんの書評です。

toyokeizai.net

(8)日経リスキリングに掲載された戎橋 昌之さんの書評です。

style.nikkei.com

(9)新潮社『波』2022年11月号に掲載された私自身の書評です。

ebook.shinchosha.co.jp

 

(10)国際戦略情報研究所の所長、原田武夫さんのご講演です。

 

www.youtube.com

 

(11)このブログに書いた関連エッセイです。

tbest.hatenablog.com

『ベンチャーキャピタル全史』ができるまで

私は、ブログでは、「後になって振り返る」のではなく、「この先どうなるかわからないけれどもその時にどう思っていたか」のビビッド感を大切にしています。

ベンチャーキャピタル全史』についても、リーディング(出版社が翻訳権を取りに行くかどうかを判断するために翻訳者が下読みして判断材料のための資料を作る作業:出版が決まればその翻訳者が翻訳に当たり、決まらなければ定額の報酬を受け取ることが多い)の時、解説者をお願いした時のこと、新潮社校正部様とのやりとり、解説者井潟さんとのやりとり等について、関係者の皆様のお名前を匿名にし、ほぼ同タイミングで書いていました。すでに出版され、解説の井潟さんおよび新潮社校正部の皆さんのご了解もいただいたので、当時のブログをここにあらためて公開します(なお、この公開の告知に合わせて、若干「てにをは」程度の修正をしましたが、匿名は匿名のままとしています)。

(1)リーディング:レポートではなく口頭試問で出版決定(2019年4月)
*前半が『ベンチャーキャピタル全史』のお話です。レポートではなく質疑応答でしたので、かなり緊張しました。

tbest.hatenablog.com

(2)「訳者あとがき」(2022年6月)
井潟さんに解説をお願いするに至った経緯です。

tbest.hatenablog.com

(3)「ドラマより地味にスゴい!!!S社校正部」(2022年7月6日)
噂に聞いていた新潮社さん校正部の方に受けた洗礼の体験談。
tbest.hatenablog.com

(4)「本1冊訳すのにかかった時間」(2022年7月15日)
産業翻訳者なので出版翻訳のために抽出する時間が大変、というお話。後半の13万2500ワードの方が『ベンチャーキャピタル全史』です。

tbest.hatenablog.com

(5)「プロ中のプロから教えを受ける」(2022年7月27日)
解説の井潟さんが、解説のために数回読んだ上でコメントをしてくれた時の緊張に震えた(?)体験です。

tbest.hatenablog.com

 

そして8月24日に、立教大学さんから正式に発表があったので、匿名でブログに書いていたことを井潟さんに「告白」したところ、寛容な井潟さん、テレながらもご快諾いただきました。よかった!

 

 

business-school.rikkyo.ac.jp

ぜーんぶ明らかにできて身も心もスッキリ!

自分で書いて訳して自己採点する(2)。(翻訳ストレッチの教材から)

訳してみよう。紙と鉛筆を持って!

(原文1)Egbert died, and Harold was the only son that she had to love.
(原文2)Samantha is too ready to make promises.
(原文3)In some parts of the world, it is perfectly in order to discuss each other's incomes.

<ヒント>
(原文1)いわゆるhave toではない。
(原文2)いわゆるtoo~toではない。
(原文3)いわゆる in order to ではない。

<正解>
(訳文1)エグバートが死んで、彼女がかわいがる息子はハロルドだけになってしまった。
(訳文2)サマンサは安請け合いすぎる。
(訳文3)世界の一部の地域では、互いの収入について論に合うことが完全に認められている。

<出所>いずれも小倉弘著『難構文のトリセツ』(かんき出版)から。(原文1)と(訳文1)はpp74-75、それ以外はpp134-135(ただし、原文3は少し短くしました)。

学び続けよう。「学ぶ人は、変えてゆく人だ」(旺文社の栞より)

「脱サラする友人に書いたメモ」(2018年10月)

以下は先日、某社を早期退職してフリーランサーセミナー講師業)になりたいと言ってきた友人に送ったメモ(固有名詞以外はほぼそのまま)。

年齢はほぼ僕と同じ、お子様方の教育も終わって経済的に切実なプレッシャーがあるわけではない。ただ、スタッフ部門一筋で営業に出たことがない。

皆さんの何かのご参考になれば・・・

(以下引用)
おはようございます。いただいた書類を拝見しました。4つだけ気がついたことを述べさせていただきます。

1.セミナーコンテンツにしろ業務内容にしろ、内容が多岐にわたるので、分類した方がよいと思います。それと順位付け(どれが得意か、どれを一番にやりたいか、など)。いろいろできることを示したいのはわかるが、総花的に見せられると「結局あなたは何をやりたいの?」となりかねないので損だ。

2.営業先に当たる時のコツは「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」。
あまり選り好みせずに、セミナー企画をやりそうな派遣会社や伝手にはとにかく次から次へとあたることが肝心。営業を始めたばかりの人は、おっかなびっくりで対象を絞る人が多く、そういう人は1件の為に一生懸命準備して1カ月に1件あたって落ちて落ち込む。

たくさん当たると自分のセールストークも磨かれるし、問題点も明らかになる。相手の方との性格の合う、合わないも分かってくる。何より「落ちても平気になる」。100社あたって数社登録できればよいくらいでちょうどよいと腹をくくる。翻訳者の後輩には「とにかく選り好みせず、翻訳会社のリストで五十音順の「あ」から機械的に当たれ、と言っています。

3. 知り合いに紹介を頼むのは反対しないが頼りすぎないこと。うまく行かなかった場合、人間関係が壊れかねないので。

4.履歴書の年月の表記について:西暦じゃないとパッと見た時にわかりません。ただ、頭の硬い人もいると思うので、併記が無難かも。そういえば眞子様が婚約記者会見の時「お知り合いになられたのはいつ?」と尋ねられて「2012年・・・」と答えたのがネトウヨに波紋を呼んだらしい。

最後に、営業やってめげそうになったら僕に連絡しろよ。

僕は腐るほど断れ続けたし、営業に関しては大抵の失敗はしているので(証券マン時代には名刺を目の前でやぶられたことあり(1回だけどね)。)

以上。