金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

rather の整理(『翻訳力錬成テキストブック』課題1-4から)

課題1-4の[研究]「ratherの意味」は頭の整理に非常に役に立つ。
(以下、ほぼほぼ*引用)

総論
(1)好ましくない形容詞/副詞(bad, stupidly, uglyなど)と共に使われる(この逆がfarily)  

各論
(2)比較級やlike、alikeの前は「いくぶん」「やや」の意味。
(3)good、well、pretty、cleverなどの好ましい形容詞/副詞の前に来ると、veryの控えめな表現になる。She is rather clever. (なかなか利口です)。
(4)次に来る形容詞が強いものだと語調の緩和に働き、弱いものだと強調に働く。
The effect was rather amusing. (その効果は驚くべきものであった)
rather small apples(だいぶ小さなリンゴ)
(5)動詞enjoy、動詞likeの前にくると「むしろ」「どちらかというと」の意味になる。 I rather like the smell of of petrol. (私はどちらかというと、ガソリンの匂いが好きです)。
(6)A rather then Bの形では、9割方「BでなくA」の訳の方が(「AよりもむしろB」よりも)ふさわしい。
(ここまで:柴田耕太郎著『翻訳力錬成テキストブック』(日外アソシエーツ)p25)*鈴木が自分の理解に合わせて一部加筆修正しています。

本書の課題は100問あって、それぞれにタイトルはついているのだが、原文、訳文の後に非常に参考になる文法事項が多いにもかかわらず、目次にも出ておらず、索引にも見当たらない(索引は単語ベース)。これは非常にもったいないと思う。

勉強が2巡目に入っていることもあり、自分にとって参考になりそうな文法事項を可能な限りシェアしていきたい。