金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「生きてるだけで丸儲け」:「一番いい日」(1月11日)に出会った言葉

(1)2024年1月11日
CPIが予測通りに落ちなかったのはなぜか。・・・(中略)・・・筆者の答えは極めてシンプルで「日本人のインフレ予想が上昇したから」だ。(経済教室「『2%』定着へ所得補塡強化を 物価の現状と展望」渡辺努 2022年1月11日付日本経済新聞

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(2)2021年1月11日
言葉の扱い方は、そのまま私たちの世界に対する整理の仕方、認識の仕方を表しているのだ。
(出口汪著『出口のシステム現代文<ベーシック編>』(水王舎)P14)
*出口さんの本は前から気になっていた。成人向けの論理や文章の読み方の指南書をだしていますが、ここは一つ基本に立ち返って<ベーシック編>を読んでみることにする。(後記:現在は「バイブル編」をゆっくり勉強しています(2022年1月11日))

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(3)2020年1月11日
① 一人の誰かに手紙を書くように本をつくる。 夏葉社社長 島田潤一郎さん
(「著者に会いたい 『古くて新しい仕事』―時代超え小さな声届ける」2020年1月11日付朝日新聞
② 嘘をつかない。裏切らない。自分だけが得をしようとは考えない/具体的な誰かを思って(本を)つくる。 夏葉社社長 島田潤一郎氏
(「あとがきのあと 『古くて新しい仕事』―ひとり出版社切り盛り10年」2020年1月11日付日本経済新聞
* 今日の日経と朝日の読書欄の著者に聞くコーナーが偶然同じ人だったので。重なることは極めて珍しいような気がします。一人出版社を経営する方の生き方を知りたいと思ったので、購入しました。
『古くてあたらしい仕事』島田 潤一郎著、新潮社 (2019年) 

(3)2019年1月11日
「生きてるだけで丸儲け」 明石家さんまさん
(『動じないで生きる――求めず、期待せず、依存せず、気にせず』(矢作直樹著、幻冬舎)p21)
*本日の「言葉」そのものは知っていましたが、『動じないで生きる』によると、娘さん(いまるさん)の名前はそこからの命名だそうです。 

(4)2018年1月11日
自然は隠れることを好む。そのうえ絶え間なく動いているので、こちら側が動きを止めないと、そのほんとうの姿を見せてはくれない。
(「福岡伸一動的平衡」2018年1月11日付朝日新聞35面より)