金融翻訳者の日記

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

ある英語メディアの定期購読解約にあれこれ手間暇がかかったお話

昨日、8年間購読していたFinancial Times(FT)を止めてWall Street Journal(WSJ)に乗り換えることにした。内容に不満があったわけではない。仕事用の資料としても十分に機能している。だた今ひとつ十分に読み切れていないなあ、年間3万円を超える費用対効果はあるのかなあ・・・と思っていところに10月が契約更新月との連絡が来た。で、一応と思ってWSJの広告を見てみると・・・

な、何と通常の定期購読の購読料値段が3分の2で、しかも当初1年は格安5000円ぐらい。内容は、FTと違って英語版だけでなく日本語版も充実している。日本語版の記事は(たぶん)すべてワンクリックで英語(版に)変換できる。英語版はすべて音声がついている・・・とお得感満載である。

というわけでこれは乗り換えようと思い、まずFTを解約することにした次第である。

ウェブ上で簡単に解約できるだろうと思って気軽に手続きに入ったら・・・Cancelの最終ページに行く前に、まずは「やめる理由」のアンケートがいくつかある。それが終わると「止める前にこういうオプションもありますよ」とかとか・・それを乗り越えてやっと最終ページらしいところにくると「本当にいいの?」と。要するに、やめさせないためのページや文言が何度も出てくるのである。「もういいんだ!」と思ってそのページで「はい、やめます」とクリックして「次へ」を押すと・・・な、なん

Whoops!!

とおい大きな文とともに、「技術上の問題が発生したのでこれ以上進めなくなりました。以下のトールフリーナンバーにおかけください」だと。

念のため2回同じプロセスをたどったけれども同じ結果。「これは怪しいなあ」と思いつつ指定された電話番号をダイヤルしましたよ。

電話応対は大変親切でした。だがその会話の中でも

「ミスタースズキ、あなたには止める前にオプションがあります。1年間20%割引で定期購読できますよ」ととても丁寧にセールス。ここでも抵抗するかー。

「もういいですから。キャンセルをお願いします」と言って、ようやく

Thank you, Mr. Suzuki.   We are looking forward to serving you again.

解約プロセスを始めてからここまで30~40分はかかったんじゃないかな。たぶん、Whoops!!もそこで解約手続きを止めさせるための定型プロセスではないかと疑ったくらいである。

不愉快に感じるよりもむしろ、FTの商魂のたくましさに感動すら覚えた経験でした。

・・・という投稿を今朝、お友だち限りでフェイスブックに投稿したら、お友だちのお一人が、「毎日新聞デジタルだと追加料金なしでWSJが読める」と教えて下さった。

毎日新聞デジタル×WSJ | 毎日新聞

ここだけ見るとこちらの方が得に見える。これなら1年間WSJを特別料金で定期購読して解約し、その後毎日デジタルに乗り換え・・・?ご興味のある方はご自分のリスクで調べてみてくださいね。